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FANTIC

今から20年以上前、ビアーズの2人はまだH-D藤沢(ディーラー)に勤めていた時代。

そのころ、ビューエルの正規代理店を経て、ハーレーの正規代理店になったばかりでした。

 

そんな初期の頃に、ビューエルS1を新車で購入していただいたお客様のYさん。

未だにそのS1は健在で、当店でみさせていただいているのですが、このたび、Yさんは

ビューエル以来、バイクの増車ということになりました!

 

メーカーはFANTIC(ファンティック)。

詳しい方はご存知かもしれませんが、ヨーロッパでは有名なメーカーです。

https://caballero.jp/

 

ファンティックのスクランブラー500を購入されたのです。

 

面白いのはここからで、かねてから面白そうなオフロードバイクを探していたYさんは、

今年の春に、ファンティックの試乗会に参加されたそうで、125cc、250cc、

500ccとモデルが並ぶ中、この車格で乗るなら、500しかないでしょうと思い、

試乗してなかなかの面白い感触を得られたそうです。

 

実はYさん、筋金入りのオフローダーで、単身メキシコに渡り、ヤマハのマシンで

バハ1000を走破するため、何度も過酷な状況の中をワークスマシンに混じって走っている、

漢の中の漢なんですw 

どうりで長年ビューエルに乗り続けられる訳だ!と、我々も納得したりw

 

そんなYさんの目に留まったのが、FANTICのスクランブラー500です。

で、話はここからが本題になります。

 

試乗会で良い感触だったYさん。

その好感触は、試乗会を開催していたFANTIC代理店のサインハウスさんにも響いていたようで、

後日、当店にサインハウスさんからメールが届きました。

その差出人をみて驚きました。

その方は、現サインハウス社長さんなのですが、実は、20年前に、

ハーレー社でビューエル担当だった方でした。

当時、私もビューエル専任担当であり、よく会議やアメリカ研修等でご一緒になったので、

ビックリ!

 

こうなってしまうと、長年の付き合いのYさんですし、ビューエル関係のご縁など考えまして、

FANTICの納車に関して、手伝えないとは言えませんw

 

そんないきさつがあり、今、当店に新車のスクランブラー500が入庫しております。

絶賛、納車整備中!

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外車の予備検や新規登録なんて、もうすっかり忘れちゃったなw

納車は、今月末になりそうです。

 

もし、FANTICにご興味お持ちの方、微力ですが、ご相談に乗れると思います。

ご来店ください。

 

ビアーズ お盆休み

 

10日(土)〜16日(金)

 

 

| BEARDS | コラム | 14:26 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
スポーツスターのアクスルカラーのご紹介

オリジナルパーツを制作したので、ご紹介します。

 

スポーツスター アクスルカラー

 

2000年〜2003年モデルのスポーツスターに適合。

 

 

まずは下の写真をご覧ください。

スウィングアームの内側(右)です。

よく見ると、ノーマルのスペーサーと当たっている面が変形しちゃってます。

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この部分が変形すると、左右のアライメントを調整するのに苦労しますし、

何より、タイヤ交換などのたびに変形の具合はすすんでしまいます。

 

ちなみに、こちらは左側。

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キャリパーサポートが大きな面で当たってくれるため、スウィングアームの変形は

起こりません。

アクスルナットの締め付けトルク88Nmに、何度も耐えてもらわないといけません。

 

スウィングアーム内側のカラー形状にも問題があると思います。

ダイナの場合、この部分に鉄のブロックが入っていて、ずいぶんと頑丈に作られてます。

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スポーツスターカップが盛んだった2001年あたりに、某ショップから、この問題を

完全に解消するパーツ&加工が行われていました。Rサスの取り付け位置から変更するため、

スウィングアームごと送らなければいけなかったので、流行りはしませんでしたが、

良い作りだなーと当時が懐かしいですw

 

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あれから20年近くが経ち、某ショップのパーツは廃番になってますから、手に入りません。

それに加え、お客様の車両を整備していると、この不具合がだいぶ目立つようになってきました。

なんとか簡単に、変形をおさえるようにしないと、いつかスィングアームの大掛かりな修理が

必要になってきてしまいます。

 

そこで、アクスルカラーを作りました。

こいつです。

 

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このブラックアルマイトされたカラーの大きな面で、スウィングアームをおさえます。

ベアリング側は、インナーにきっちり当たるようになっております。

 

取り付けるとこんな感じ。

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これにより、88Nmでアクスルを何度も締め付けても、スウィングアームが変形してしまうことは

無くなるでしょう。

 

左側のアクスルナット。こちらはワッシャーが変形しがち。

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この分厚いワッシャーは、純正パーツでしっかりとリリースされてますから、

消耗品だと思ってタイヤ交換の時は換えちゃいましょう。

 

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2000年〜2003年モデルのスポーツスター限定ですが、当店のお客様は

この時代のスポーツスターに乗られている方が多いので、予防修理パーツとして、

タイヤ交換時に取り付けをお勧めしていきます。

 

気になる価格は、

¥5,000−(税別)

 

タイヤ交換時であれば、追加の交換工賃はもちろん¥0ーです。

| BEARDS | お仕事 | 18:44 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
当店で、はじめて点検を受けられる方へ

ご紹介や、インターネット、通りすがりなどなど、当店ではじめて点検を受けられる際に、

ちょっと注意していただきたいことがあります。

年式やカスタム具合などにもよりますが、最初の見積もり段階では発見できないような

修理・交換などが必要になることです。

 

例えば、現在お預かり中の、2001年ローライダーのお客様。

当店をご紹介いただき、車検をご依頼くださいました。

 

お預かりする際、お客様と話しながら、バイクの周りをぐるっと見させていただき、

目に見える修理や交換が必要な箇所を挙げながら、大体の見積もりを提示します。

ただ、かなり他店やユーザーDIYで手が入っている車両でしたので、それらの部分で

不具合がみつかれば追加が発生しますとの内容をお伝えし、作業中に何か見つかったときは、

途中でお電話しますね、と確認してお預かりしました。

 

このような、だいぶ手が加えられた車両は、けっこう時間がかかってしまうケースになりがち。

そのほとんどは、いい加減な整備や作業によって二次災害的なことが起こってしまっていて、

それらをうまく直すことやバランスを取ることに苦労させられます。

 

さっそく点検に取り掛かりました。

まず、カムカバーを開けてカムチェーンテンショナーシューを確認するところからスタート。

なぜなら、ここがアウトだと25万円ほどの追加修理(カスタム含む)が必要になるため、

まず最初に確認しておかないといけません。

 

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結果はものの見事にアウト!涙

下の写真の黄色いのがテンショナーシューです。

よーく見ると、シュー自体が半分割れて吹っ飛び、抑えているチェーンと

スプリングが金属同士でこすれあっています。

 

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この状態を知ってしまうと、このまま修理せずにスルーはできません。

このまま走ってたら、シューの破片がオイル通路に入り込み、油圧が上がらず

エンジンブローにつながります。まさにツインカム88エンジンの欠陥です。

 

カムカバーの裏側にも、小さな黄色い破片が散らばってます。

これらの破片は、カムサポートプレートを抜け、オイルフィルターとオイルパンの方へ

流れていきます。もちろん、オイルパンも一度外してきれいに洗浄します。

 

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お客様に電話したところ、乗り換えるか、このまま乗るか・・・・・

Fフォークのインナーチューブも錆びによる腐食と粗悪なオイルシールでオイル漏れを

起こしていたので、こちらにもお金がかかります。

かなり悩まれた挙句、一通り修理する方向で決まりました。

この時点で車検代+修理代でざっと40万円!

そりゃ、即決はなかなかできない金額ですよね。

 

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タンク周りの配線もおかしな取り回しだったり、キャブのセッティングも確認したかったので、

タンクを外して一通りチェックします。

やはり、キャブレターの中身はダイノジェットが組まれていたけど、間違った取り付け方でした。

セッティングも、スロージェットが小さく、ミクスチャーを戻しすぎていて、メインジェットも

セオリーとは違う番手だったので、リセットする意味も込めて適正なものにすべて変えました。

カムが変わるので、あとはエンジンを直してから試乗して、最終的なセッティングをします。

ついでに、予防修理として、インテークマニホールドシールも交換しておきます。

 

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エアークリーナーエレメントは、ずいぶんと乱暴なつけ方で、あちこちから余分な

エアーを吸ってしまっていたので、すべて修正。

バックプレートの余分な穴もふさぎ、ブリーザーホース、ガソリンホースも新調。

アイドルケーブルは、グリップ側で切れかかっていたので、中古品と交換。

極力、追加費用がかからないように、進めていきます。

 

プライマリーチェーンの調整も、張りすぎだったので、調整。

この時、Rタイヤを回すんですけど、なんかおかしな手ごたえが。。。

なんと、Rスプロケットのボルトが5本とも緩んでました。

 

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手で回ってしまうくらい緩んでいたので、間一髪セーフでしたね。

もしもこのまま緩んで外側にボルトが出てきてしまうと、スイングアームとヒットして

重大な損傷、もしくは、事故が起きていたかもしれません。

プーリーなどのボルトは、1本が緩むと、たいてい他のボルトも緩み、最終的には

5本全部が緩みます。

 

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これも、ノーマルのボルトからわざわざクロームのボルトに換えられていたので、

誰かが作業したときに、ロックタイトをつけず、トルク管理もしなかったのでしょう。

まさに人災です。

ドライブベルトの左右のアライメントも滅茶苦茶。大げさに言えば、Rタイヤが斜めに

取り付けられている状態でした。

 

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ブレーキローターのスクリューもクロームに換わっていたので、心配だから、全部トルクチェック!

やはり、誰かが手を加えたところで、何かが起きてますw

 

ほかにも、インナープライマリーのオイルシールからオイル漏れがあったり、レギュレーターも

交換したような形跡があるので、全部チェックしていかなくてはなりません。

その上で、修理がすぐに必要なところと、様子をみるところで分けて、今後の定期点検に反映させていきます。

 

今回の車両は、現在パーツ待ちでまだまだ途中ですが、今後、車検整備・修理が終わって、試乗して問題が

なければ、納車となります。

このように、一度、一通り診させていただいた車両は、当店の履歴にも残りますし、次回の点検やカスタムの

方向性も見出せますので、次回からはもっとスムーズになります。見積もりの安定性も増します。

 

 

初めて診させていただく車両の場合、以上のようなことございますので、こういうことがあるよ!

ということを頭の片隅にでも覚えていてもらえると、助かります。

 

それなりに古い年式、あちこちカスタムされている車両、これらは特に要注意ですよ!
 

 

 

| BEARDS | お仕事 | 14:56 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
振動の怖さ

まずはこちらの画像をご覧ください。

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ツーリングモデルのサイレンサーですが、連結部分が何か変ですね。

 

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ご覧のように、大きく削れて大穴になってしまっています。

クランプも割れてます。

 

これは、2本だしマフラーの右側サイレンサー。純正の分厚い鉄がこんなに削れてしまいました。

後部のステーにかろうじて支えられ、ゆるゆるの連結部分は、わずかに引っかかっているような

状態でした。落っこちなかったのが、不幸中の幸いです。

 

こんな状態になってしまった原因を、車検整備しながら調べてみました。

 

原因その1

社外クランプ

 

社外の薄いクランプでは、十分な締め付ける力がなく、ゆるみやすいです。

押さえつける面積も小さいですから、排気漏れも起こしやすい。

緩まないように強く締めると、クランプ自体の目ネジがバカになったり、スポット溶接がはがれて

使い物にならなくなります。

ここは、純正のクランプを使いたいところですね。

 

原因その2

エンジンラバーマウント

 

サイレンサーをエキパイに取り付ける際、どうも斜めになったり無理な力をかけないと付かないことが

時々あります。多くは後付けのバックギアが、トランスミッションサイドカバーを外側に張り出させてしまって

エキパイの位置を外側に動かしてしまうことがあるのですが、今回はバックギアは付いてません。

ということは、エキパイの位置が変わってしまっている=エンジンが動いている・・・

フレームとエンジンの位置関係を注意深く観察すると、右側のフットボードブラケットと

Fエキパイのクリアランスが近いようだったので、Fアイソレーターマウントを点検しました。

すると、外側からは分からなかったのですが、内側のアイボルトが通るセンター部分とラバーが

はがれていることを発見!

こうなると、エンジンの振動を吸収しきれず、不快な振動が起きます。

それに、フレーム内のエンジン前側が、少し下がってしまうため、マフラーなどの位置も微妙にずれて、

端に行くほどそのずれは大きくなります。

おまけに振動も大きくなっているから、予期せぬところが壊れるんですね。

 

アイソレーターマウントを交換すると、エンジンが適正な位置に収まり、振動の吸収力も本来の力を

取り戻し、交換前のような振動はなくなりました。

このアイソレーターマウント(ラバーマウント)ですが、初期のころから何度も対策されていまして、

一番新しい純正品をお勧めします。

何度も対策されているってことは、製品不良もしくは、構造上の問題が大きい可能性があります。

対策品を入れたからといって、今後は壊れないという保証はありませんから、点検は大事ですね。

 

振動は、固い金属を破壊します。

こんなに振動があったっけ?と気になる方は、余計なところが壊れる前に、点検したほうがいいかもしれません。

 

| BEARDS | お仕事 | 18:18 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
いつか・・・のお話

まずはこちらのリンクから、記事を読んでみてください。

 

https://lrnc.cc/_ct/17100986?fbclid=IwAR30COiLDRKkrS6efOFuEA2XZyHwqvcfforfqb3YYChij_iklQWBxte6RBI

 

漫画「キリン」で有名な東本昌平さんの短編コラム漫画。

 

その昔、キリンを読んで、バイクや景色の構図、漫画独特の擬音、今にも音が迫ってきそうなリアリティに

圧倒されました。

東名高速の下りを、用賀からぶっ放していくポルシェとカタナのバトルが伝説になり、そのバトルに

参加したマスターが生き字引的な存在となって、次の世代へつながっていく・・・・・

淡々とした内容で、渋い大人の漫画でした。

 

ご紹介したリンク先のコラムを見て、バイク乗りの高齢化について考えさせられました。

最近のニュースで話題の、高齢者による悲しい交通事故も今や社会問題です。

特にハーレーは重量級のバイクですから、高齢になるとまず、取り回しがきつくなってきます。

 

倒れたバイクを起こせるか?

 

これは教習所に入所する際に、まずテストされることですね。

教習所のテスト車両は、国産バイクですから、ハーレーよりもはるかに軽いです。

実際、ハーレの中でも軽量なスポーツスターでも、教習車より重く、起こすにはかなりコツがいります。

 

その他にも、視力の低下、反応速度の低下によって、若いころの感覚で走っていると、

ヒヤっとすることが多くなったり、暗くなってきたときに、よく見えないとか、

加齢とともに、様々な障害が起きてきますね。

私もそうですが、20代のころの感覚で運転していると、ホントに危険を感じます。

 

ハーレー乗りは、50代60代のライダーが一番多い日本。

最近、お客さんから言われるのが多くなったのは、「あと何年乗れるかなぁ・・・」 です。

ビッグツインのお客さんは、スポーツスターに乗り換えようかな?なんて冗談半分で笑ってますが、

実際、そのような選択肢もありですね。持て余してしまうような車両でストレスを感じるより、

扱いやすいモデルにして、走りを楽しむのは良いことだと思います。

 

ただ、思い入れの詰まった愛車ですと、なかなか乗り換えようにも切ないです。

そんな人生を共にしてきた愛車であれば、最後まで迷うのは当たり前ですね。

そのまま乗らずに磨いてるだけってのも、有りだと思います。

 

我々も、何歳まで重たいハーレーをトランポに積み下ろしできるのか?w

70歳くらいまでは、ソフテイルくらい楽に扱えていられるよう、体を鍛えていかなくちゃ、

と思ってますが、先日、ぎっくり腰をやっちまいましたとさ。。。

| BEARDS | コラム | 18:22 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
簡単なサスペンションの知識

サスペンションのセッティングは、非常に奥が深いです。

 

サーキットなどでタイムを競う際、ライダーの得意なコーナーを重視したセッティング、

高速コーナーを重視したセッティング、雨などの路面状況でのセッティングなど、

様々な状況に応じた調整を行います。

 

では、サスペンションの何を調整してセッティングと呼ぶのか?

 

これを語るには、私の知識や経験では足りませんw

私の知っている、経験したことをベースに、基本的なことをお伝えできればと思います。

 

まず、サスペンションの役割ですが、人間の身体でいう脚に当たります。

ジャンプして着地するときに、足を突っ張ってたら、体には衝撃が走ります。。。

舌をかみ切ってしまうかもしれません。

そんな風にならないために、膝や太もも・ふくらはぎなどの筋肉で衝撃を吸収しますよね。

また、歩いたり走ったりするときにも、地面を力強く蹴る、体を安定させる、これらの仕事を

しているのが脚や腰になるわけですが、バイクも同じです。

 

性能の良いサスペンションを前後に付けることは、アスリートの鍛え上げられた足腰を

金で手に入れることだと思ってくださいw

 

逆に性能の低い、もしくは壊れてしまっているサスペンションは、膝や腰を故障している

お年寄りの状態ですよ。

そんな足腰で速く走ったら、転びます。それはもう、確実に怪我しますな。

 

余談ですが、サスペンションの先にあるホイールやタイヤは、靴ですね。

スポーツアスリートの履く靴は、軽くてグリップ力も抜群。

かっこよくてもゴツイ重たいブーツでは早くは走れませんが、耐久力はある、みたいな。

 

サスペンションの性能を引き出すには、ホイール・タイヤの重量やグリップ力が

大きく関係します。バネ下の重量とタイヤのグリップ力です。

これらがベストマッチすると、タイヤが路面に吸い付くような状態になり、安定して

速く走れるわけです。

 

フロントとリアのバランスはもちろん大事ですが、今回はリアサスペンションについて

簡単に説明します。

 

バイクの駆動はリアタイヤですから、加速するときや発進するときなど、しっかりと

路面をとらえたいですよね。  はい、良いリアサスを入れましょう!

 

安定してワインディングを走りたい、車線変更もスムーズに行いたい、腰痛もち・・・

はい、良いリアサスです。

 

それと大事なのは、ご自身の体重にスプリングのバネレートを合わせましょう。

たいていの方は、プリロード調整だけでOKですが、二人乗りを頻繁にされる方も

バネレートを上げたほうがよいです。

なぜなら、サスペンションが底突きしてしまうため、リアタイヤがスリップして危険です。

底突きすると、力の逃げ場がなく、純粋にタイヤのグリップだけに頼ることになります。

グリップ力の高いタイヤでも、路面の状況によっては簡単に滑ってしまいますから、

底突きを起こさないように、プリロード調整は必須です。

 

ちなみに私は、箱根の低速コーナー用のプリロードのまま筑波サーキットで走り、

1コーナーの出口でリアサスが底突きして、何も踏ん張りも効かず、コケましたw

 

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よく分からないという方は、ご来店ください。現在の状態が危険なのかどうかは、

ある程度判断できます。

 

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基本的にプリロード調整は、ほとんどのリアサスでできますよ。

 

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ハーレーのリアサスは短いものに交換して、ローダウンカスタムすることが多いですが、

短いサスほど、仕事ができる範囲が狭まります。

単純に性能を上げたいなら、ある程度のストローク量のあるサスペンションがお勧めです。

乗り心地も全然違います。

長めのサスでプリロードを少し抜いて走るのと、短いサスでプリロードをかけて走るのでは、

同じシリーズのサスでも、全く違う乗り味になるのがいい例です。

 

簡単に説明するといいましたが、こんなに長くなっちゃいました。

要約すると、良いサスをつけましょう! プリロードを気にしましょう!ってことで。

詳しくは、ご来店くださいまし。

| BEARDS | コラム | 18:35 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
タイヤ ニューリリース続々登場

新しくリリースされるタイヤのお知らせです。

 

純正採用のダンロップやミシュランが交換時期を迎えたとき、ほとんどのお客様が

ほかのメーカーのタイヤを選ばれます。

パターンがかっこいいとか、ロングライフで性能もそこそことか、理由は様々ですが、

一番の理由は、価格でしょう。

ハーレーのロゴが入っている純正のタイヤは、他のメーカーの価格の1.5倍から2倍です。

性能が素晴らしければ、それでも良いのですが、残念ながら価格に見合った性能ではありません。

 

新しくリリースされるタイヤは、開発の段階でライバル社の製品を徹底的に比較・研究されて

作られますから、過去のものより良いものであることは間違いないです。

 

来月にリリースされるメッツラーのクルーズテック(CRUISETEC)は、重たいハーレーでも

スポーツ走行を楽しめて、雨天の路面でもグリップし、それでいてロングライフ!

こんな良いところ取りの性能を謳っています。

まだ発売されていないので、実際のところはなんとも分かりませんが、インプレでの評価は

かなり高いようです。

http://www.virginharley.com/topics/topics20190515/

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パターンもなかなかかっこいいですね!価格もけっこう良心的で、今後の主軸製品に加わる

可能性大です。

 

 

次にご紹介するのは、先月にリリースされたAVONのコブラクローム。

こちらは、従来品のバージョンアップ版で、グリップ力・ライフともに従来品の10〜15%

上回り、デザインも少し変わりました。

すでに装着させてもらったお客様もいらっしゃいます。個人的には、好きなタイヤです。

コブラクロームの一番の強みは、ホワイトウォールの設定が豊富なところです。

私も試乗車につけてますますが、グリップ力、旋回性、ライフともに満足しております。

エイボンタイヤは、2か月ほど前に大幅値下げされ、お求めやすい価格帯になりました。

http://www.dolphin-s.co.jp/AVON/AV91/AV92.html

 

AV91%20AV92%20AVON.jpg

 

コブラクローム以外に、エイボンの中でハイグリップお求めでしたら、AM26があります。

いつも摩耗よりも経年劣化で交換時期が早く来てしまうのであれば、グリップ力の高い

タイヤを選ぶのがお勧めです。

 

 

最後にブリヂストンのH50(エイチゴーマル)。

バトルクルーズという激しい名前がつけられてますが、名前負けしてません。

ミシュランのコマンダー兇茲蠅皀蹈鵐哀薀ぅ佞如▲哀螢奪廚篝回性は大きく上回るように

開発されただけに、好評です。

当店でもかなりの販売数になりましたが、一部のお客様からは、雨天時に滑るといった声も

上がってきてますので、ウェット性能は少々低めかもしれません。

価格帯は多少高くなりますが、ブレに強く、曲がりやすくなるなど、メリットは多いです。

 

http://www.virginharley.com/feat/bridgestone/

 

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個人的にブリヂストンといえば、スポーツスターカップで装着率100%だったBT39。

街乗りでBT45V履いて、サーキットではBT39に履き替える!なんてことやってましたw

自分がうまくなったと錯覚するくらいバイクが自然にクイックに倒れます。グリップ力は、

バイアスの中で最強クラスです。ただし、ライフが非常に早い・・・・・

公道ならリアは6000km〜7000kmくらいで交換時期が来ます。

製品名もBT39 for AMERICAN となり、スポーツスターの19インチ16インチに特化した

製品となってますので、ご注文時は注意ください。

 

 

以上、数点をご紹介しましたが、メッツラーのクルーズテックが気になりますね。

7月発売開始なので、ちょうど交換のタイミングの方は、選択肢の一つに加えてみてください。

| BEARDS | お仕事 | 15:49 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
BEARDSオリジナルキャリパーサポートのご紹介

当社がかなり前から力を入れているブレーキ周りですが、このたび新たに新商品が

追加されました。

 

BEARDSキャリパーサポート

 

ブレンボ40mmピッチキャリパー用

2000年モデル以降

11.5インチ径ブレーキローターに対応

 

¥10,000−(税別)

 

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ブラックアルマイト本体 ×1個

テーパー加工SUSボルト ロング×2本 ショート×2本

0.5mm厚シム×4枚

 

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耐久性・剛性はもちろん抜群、表面はブラックアルマイトをかけてます。

 

 

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裏側には、当社のネーム入り。

 

 

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装着するとこんな感じです。

 

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当たり前なのですが、ブレーキパッドの全面が、ブレーキローターを

100%つかむように作ってます。

あと、キャリパーのセンターがバッチリ出るように、シムによって調整できる

自由度をもたせました。

 

最初の生産数は少なめです。

バカ売れしたら、大量生産に移りますw

 

気になった方は、ご来店ください!

| BEARDS | お仕事 | 18:24 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
梅雨入り

梅雨。バイク乗りには嫌な季節ですね。

天気予報もコロコロ変わるし、少し長い距離を走ろうものなら、どこかしらで

雨が降っているなんて経験をされた方も多いことでしょう。

 

湿気の多いこの時期、バイクカバーの中も常に湿気がこもってますから、

久しぶりに乗ろうとしてカバーを取ったら、ものスゲー錆びててテンションガタ落ち・・・

嫌ですねー、走りに行きたくなくなっちゃいますね。

 

錆びてしまった金属をもとに戻すのは、かなり大変ですし、パーツを外して磨かないと

まずきれいになりません。

 

磨きの基本は、『錆びる前に磨く!』

 

これに尽きます。

 

磨かなくてはいけないタイミングは? 『ツーリングのすぐ後です!』

 

錆びる前に磨き、走った後に磨けば、常にバイクはきれいな状態間違いなし。

 

現実は、日常が忙しくて、なかなか難しいんですけどね。

 

錆びる前って、いつなんだ?それは湿気や天気、置き場所などの環境でかなり変わります。

雨ざらしなら、1日で錆びるところは錆びますし、空調付きのガレージなら1年放置しても

錆びません。なので、愛車の保管状況によって磨きが必要な回数が違います。

 

錆びにくくするケミカルを使って、少しでも磨く回数の負担を軽くできればいいですね。

洗車や磨きのケミカル用品は、様々なものが販売されてます。まずはいろいろと試して、

ご自分の磨きや洗車のスタイルに合う使いやすいものの定番を見つけましょう。

 

洗車は、バイクに水をかけてジャブジャブ洗うことです。磨きは、塗装面や金属面などを

専用のウェスで丁寧に磨くこと。磨きによって、バイクの状態もよく見ますし、不具合の

箇所をみつけることもよくあります。

磨きは、整備の基本ともいわれるのは、実際に触りながらバイクをよく見るからでしょうね。

 

洗車は、泥まみれになってしまったり、凍結防止剤の道や海沿いの塩まみれの場所を走ったとき

以外は、あまりしません。特に、高圧洗浄機などで洗車するのは、やめましょう。

バイクはエンジンむき出しです。ベアリングや必要なグリスが付いているところもあります。

電気系に水が入ってしまって壊れてしまうことも十分あります。

洗車するときは、車体の上からシャワー程度の水圧で。

 

磨きは、まずは車体についた塵やほこり、ブレーキダストなどをやさしく落とします。

これらが付いた状態で強く擦ってしまうと、傷のもとです。

アルミやクロームパーツ、ステンレスなど、金属を磨くときは、それら専用の

コンパウンド入りクリーナーを使います。同じウェスは使わないように。

用途別でウェスは必ず分けて使いましょう。

足回りなどの汚れは、ホイールクリーナーなどで、ブレーキダストを落とし、その後

スポークやリムを磨きましょう。一番汚れやすい場所ですし、錆びたら大変な場所です。

磨いたら、スポークなどには、ワコーズのバリアスコートなどをサーっとかけておくと

錆びにくくなりますよ。

そして塗装パーツ。磨きとワックスが同時にかけられるような、液体ワックス等を使用して、

丁寧に磨いていきます。

ハンドルやウィンカーなど、細かなパーツなどにも液体ワックスで磨いてOK。

ワックスをかけて、錆びにくくするので、一度磨いた金属面にも最後に使用しましょう。

 

こうして、バイク全体をワックスの膜で覆ってやると、錆びに強くなります。

プロに、ガラスコーティングを施工してもらうのも、とても有効です。

 

ただし、どちらも錆びないわけではありません。

基本は、錆びる前に磨く。走った後に磨く。です。

 

錆びてからの洗車や磨きはとても大変ですから、こまめに愛車を磨くことが一番です。

バイクを磨いて、梅雨を乗り切りましょう!

 

 

 

 

 

| BEARDS | コラム | 18:46 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
ブレーキ操作について

オートバイのブレーキは、基本的に右手でフロントブレーキ、右足でリアブレーキを操作します。

一部のモデルで左足でリアブレーキだったり、どちらかのブレーキをかけると自動的に

前後のブレーキをかけてくれるシステムのものもありますが、基本は前後独立してます。

 

重要なのは、フロントブレーキを強くかけるということです。

 

ブレーキをかけると車体はフロントに荷重がかかります。この時、リアの荷重は抜けているので、

リアブレーキを強くかけてもタイヤがロックするだけで、オートバイは止まりません。

フロントブレーキを強くかけることで、荷重のかかったフロントタイヤのグリップを最大限に活かし、

フロントフォークが踏ん張ることで、オートバイを安定して止めます。

 

教習所で習った前後ブレーキの強さの配分は、8:2とか、7:3だったと思います。

もちろん大きい方がフロントです。

ハーレーのように乗車姿勢が後ろ寄りで、フットペグが前、おまけに車重が重いとなると、

リアブレーキを使いすぎている方がチラホラいらっしゃいます。

ブレーキパッドの摩耗がリアの方が早いとか、リアブレーキローターの表面が焼けて変色しているとか、

リアを使いすぎるとこのような症状がみられます。

 

これは、ブレーキをかける比重がリアに寄ってしまったために起きる悪循環です。

 

フロントブレーキを強くかけていれば、より短い距離で止まれるところ、リアブレーキを

偏って使ってしまっている場合、制動距離も伸びるし、リアブレーキをかけている時間も

長くなってしまいます。

すると、リアブレーキパッド・ローター・フルードが過熱されて、ベーパーロックや

フェードといったブレーキトラブルの現象が起きます。

そうなってしまうと、さらにブレーキは効きませんし、熱によってローターのゆがみが

起きたり、フルードの交換、パッドが使い物にならなくなってしまい、余分な出費がかさみます。

 

洗車の時にでも、愛車のリアブレーキローターをチェックしてみてください。

紫色っぽく変色していたら、熱が入ってしまっている証拠です。

もしそのような場合は、一度ご来店ください。

 

ハーレーであろうと、フロントブレーキを強くかけることを心がけて、乗ってみてください。

 

ここから営業トークw

 

制動力を物理的に強くするのであれば、キャリパーとローターの交換。

IMG_6171.jpg

 

ブレーキのコントロール性を上げるのであれば、マスター交換。

ブレンボのラジアルマスターは圧倒的にブレーキコントロールがしやすくなります。

IMG_6170.jpg

 

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