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BEARDS MOTORCYCLE COMPANYのBLOG
オーリンズ 店頭試乗会

前後にオーリンズのサスペンションを装着したXL883Nが、当店にやってまいります!

 

試乗期間 5月17日(木)〜5月31日(木)

 

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Fフォークには、去年ニューリリースされたFKSシリーズのカートリッジキットを装着。

フォーク自体の外観はほぼ変わりませんが、中身は別物になってます。

圧側、伸側の一方向のみの減衰力を発揮するカートリッジを左右のフォークに分け、

完全に独立作動させる新発想カートリッジフォーク。(左側が圧側、右側に伸側)

20段の減衰調整とプリロード調整ができます。

ノーマルとはまるで違う、滑らかで踏ん張る動きを体感ください。

 

Rサスには、最高峰モデルのS36PR1C1Lを装着。

全ての調整機構を搭載したブラックラインシリーズのハイエンドモデルです。

ローダウンされた車高にも関わらず、最高の仕事をしてくれます。

路面のギャップや加速時の踏ん張りなど、体感してください。

すでに、オーリンズの36Eシリーズを装着されている方も、ぜひご試乗ください。

 

 

すでに、当店からダイレクトメールが送られている方には重ねてのお知らせになります。

ご試乗の際、いくつかのルールがございますので、店頭にてご確認ください。

 

ご試乗の予約も承ります。

事前にご連絡いただければ、優先いたしますので、スタッフまで日時をお伝えください。

 

皆様のご来店を心より、お待ちしております!

| BEARDS | お仕事 | 13:56 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

ハーレーを新車で購入されたお客様が、初めての車検で当店に持ってこられるケースが、

年々増加してます。

新規登録から最初の車検は、3年です。

その次からは2年毎。

ディーラーで受けられる保証期間も、最初の車検までに設定されていますから、

当店でも、保証期間中はディーラーさんへ行ってもらったほうがいいですよ!

と、お伝えしています。

 

今回、最初の車検を迎える2015年モデルのFXDLをお預かりしました。

走行距離が6000km程度なので、12か月点検の項目で見ていくと・・・

うーーーむ・・・という箇所があちこちに。

 

まずはこちら。

IMG_4359.jpg

純正クロームオイルフィルターです。

ラベルが貼ってあります。このラベルは、次回の交換時期をお知らせするものです。

ですが、ラベルに何も記載されていません。

これでは何の意味もない、ただのシール。

この状態でそのまま貼り付けてお客さんに渡すのって、いかがなものかと。

 

服屋なら、着て帰るって言ってるのに、タグや値札をつけたままなんじゃないすか?w

 

クラッチの調整にしろ、マニュアル記載の範囲から倍以上外れてますし、

Rタイヤのアライメントも5mmずれてました。

大げさに言うと、Rタイヤが曲がって付いていたということです。

 

そのほかにも、突っ込みどころが彼方此方にあり、正直、ガッカリです。

新車の納車整備、どうなっているんでしょうか?

アメリカから運ばれてきて、バッテリーとガソリン入れただけで納車してないよね?

200万円以上出してるバイクですよ。

あまりにも作業の質が低い。

こんなんじゃ、購入したディーラーへ行ったほうがいいなんて、言えませんね・・・

 

萎えるなぁ・・・

| BEARDS | コラム | 14:21 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
中古車カスタム中!

お客様からオーダーをいただいた中古車、2003年モデルのFXDLローライダーを

じっくりとカスタムさせていただいております。

 

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クロームパーツをブラックに。

外装パーツもブラックに統一しながら、細部は切ったり貼ったりして微調整。

足回りも軽量化を図る予定。

 

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今はまだ、ベールに包まれておりますが、めっちゃ渋いローライダーになる予定です。

その間に免許を取っていただいてw

梅雨前には納車お披露目と、いきたいところです!

 

出来上がりましたら、完成画像をアップします。

お楽しみに!

 

| BEARDS | お仕事 | 14:24 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
デタッチャブルキャリア製作

もうすぐGW突入!

ロングツーリングに出かける方も多いのではないでしょうか?

 

ロングツーリングやキャンプに行きたいけど、荷物をたくさん積載するにはどうするの?

とお困りの方、こんなキャリアはいかがでしょうか?

 

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純正のデタッチャブルサイドプレートに取り付けられる、ステンレス製のキャリアを製作しました。

もちろん取り外しは工具無しのワンタッチ。

ちなみに、車体を持ち上げられるほどの強度があります。(持ち上げないでくださいw)

 

このキャリアに、キャンプ用品をくくりつけるも良し、コンテナボックスを縛り付けてもよし。

サドルバッグやリュックサックなど、どうも苦手だ!という方にお勧めです。

 

ただし、ワンオフ品なので、それなりにお金はかかります。

そのかわり、大きさやデザインなど、ご要望にお応えできる完全受注生産品です。

 

頑丈なキャリアですから、荷物の固定もがっちりできます。

くれぐれも走行中に荷物を落とさないように、しっかりと積載しましょう!

 

その他、ステンレスシーシーバーやステーなど、ワンオフ製作承りますので、

何かお悩みの方はお気軽にご相談を。

| BEARDS | お仕事 | 13:12 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
よくあるトラブル

強風でヅラが飛んで行ってしまった方もいるかもしれません。

すごい風・・・バイクにとっては非常にストレス。

特にトンネルの出口での横風は大変危険なので、しっかりとバランスの取れる体勢で

運転しましょう。

 

さて、スポーツスターにみられる、よくあるトラブルのひとつとして、

「ニュートラルランプが点かない」ことがあります。

 

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インジケーター上にある「N」が点かないと、クラッチレバーを離すのが

おっかなびっくりになりがちで、これまたストレスですね。

 

主な原因は2つ。

1つは、単純にインジケーターランプのバルブ切れ。

年式によって違いますが、ウェッジバルブを使っているモデルは、経年劣化による

バルブの焼けや球切れにより、暗かったり点かなかったりします。

 

もう一つは、ニュートラルスイッチの故障。

こちらがニュートラルスイッチです。

 

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この小さなスイッチ、どこにあるかといいますと、下の画像のドライバーで

指している箇所です。

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見えづらいのは、フロントスプロケットが半分以上覆っているからです。

つまり、フロントスプロケットを外さないと、交換できません。

フロントスプロケットを外すには、マフラー外して、スプロケカバーを外します。

面倒な場所ですね。。。

 

ここで気を付けなくてはならないのは、フロントスプロケットの脱着。

逆ネジの上、角度締めになります。

専用工具も必要です。

 

日曜大工ならぬ日曜整備士の方々にとって、専用工具とは一つの壁ですね。

たいてい高価であり、一度しか使わないことになりかねない。

よって、サンデーメカニックは、どうにかして専用工具を使わずに作業して、

うまくいくこともあれば、壊れてしまうこともあります。

サービスマニュアルすら持っていないのは、無謀ってやつです。

 

特に、このフロントスプロケットは、規定トルクで締めた後、30度〜45度の

角度締めを行い、さらに回り止めとしてプレートを取り付けます。

まれに緩んでしまうことがあるので、点検時には必ずガタをチェックします。

それに気が付かず、走っていると、ある日突然、動力が伝わらなくなります。

スプロケットのスプラインがきれいに削れてしまうんです。

そうなると、高額修理となってしまいますから、やはりちゃんとした取り付け方法を

行わないといけない場所です。

 

これも大事なのですが、ベルトのテンションを緩めないと、スプロケットをスプラインに沿って

取り付けるのは困難なので、Rホイールを前にずらすことを怠ってはいけません。

横着して無理な力でやろうとすると、スプラインに傷がついたり、ベルトに

余計なストレスがかかり、ベルト切れの原因にもなります。

 

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ニュートラルスイッチの締め付けトルクにも注意が必要です。

以前まで6Nmくらいの弱々しいトルク値でしたが、現在のマニュアルでは

もう少し高いトルク値になっております。

規定トルク以上で締め付けると、スイッチが壊れるのでこれまた注意。

 

そんなこんなで、ニュートラルスイッチを交換するだけなのに、いろいろと

気を付けないといけない点があります。

それはほかの整備でも同じです。

 

中古車などを仕入れたとき、このようなよくあるトラブル箇所は、誰かがどこかで

交換済みだったりするわけですが、きちんとトルク管理やアライメントが

出ているものもあれば、まったくダメなものもあります。

 

二次災害的な故障やトラブルが出る前に、見つけられるか?

納車整備の際は、このような視点で行いますので、時間も労力もかかりますが、

当店で購入されたお客様に、安心して乗っていただくために、日々、ノウハウを

蓄積し、活かしていきたいと考えます。

プラス、中古車6か月保証がありますので、ご活用くださいね!

 

 

 

| BEARDS | お仕事 | 15:17 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
外したいパーツ

暖かくなってきて、バイクシーズン到来!

当店も、繁忙期に突入です。

すっかりブログの更新が滞ってしまいました。。。

ネタは溜まっているんで、ちょいちょい小出しにしていきますね。

 

さて、メカニックからみて、外したくなるパーツのお話。

ハーレーのカスタムパーツには、見た目重視のものが多いので、メンテナンス性を妨げたり

重量がかさんで走行性能を下げたりしてしまうことがあります。

特に、ブレーキ周りのカバーなどは、放熱しなくてはいけないのに、カバーで覆ってしまい

熱が中にこもり、パッドやブレーキローターに悪影響を及ぼすことも・・・

外したい!

 

エンジン回りのカバー類も同様、プライマリーカバーにクロームカバーとか、

クランクケースにクロームカバー、セルモーターやオイルポンプを覆うカバー・・・

これらのカバー類は、オイル漏れの発見を見逃したり、空冷エンジンの放熱を妨げたり、

あちこちに干渉して異音の原因になったりと、メリットよりもデメリットの方が

多いと感じます。

 

せっかくお客様がお金を出して取り付けたパーツですから、無理に外しましょうと

積極的には言えませんが、トラブルが始まってしまってからでは遅いので、

良からぬパーツには、心を鬼にして申し上げております。

 

そんな中でも代表的なこちらのパーツ。

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プライマリー側のクランクケースカバーです。

このカバー、止めているのが一点のみで、クランクケースのボルトと共締めです。

おまけにクロームボルトを使用しているので、アルミのメネジを痛めやすいおまけつき!

そんな状況にもかかわらず、脱着する頻度が高いのが問題です。

 

下の画像をよーくご覧ください。

 

IMG_4273.jpg

オイルクーラー手前のCKPセンサーを覆ってくれているもんだから、

オイルフィルターが外せません。

これにより、オイル交換・フィルター交換のたびに、カバーも外さなくてはなりません。

 

車検の時も同様、このカバーの下には、エンジンの打刻があり、検査官が必ず確認します。

つまり、車検時、オイル交換時には、必ずこのカバーを脱着しなければいけないわけで、

アルミのクランクケースのメネジが傷む可能性は恐ろしく高いのです。

 

クランクケースのメネジが逝ってしまったら、最悪エンジンおろしてケース修理、交換・・・

なんてことになりかねません。

規定トルクがかけられなければ、ここからオイルがにじんだり漏れてきますから、

金属や機械のことをよくご存じの方なら、何度も締めたり緩めたくない感覚、

嫌な予感が働くと思います。

 

こういったリスクがあることを知っていただくことは、永く愛車と付き合っていくうえで

大変重要だと思いますので、嫌な顔をしないでくださいねw

| BEARDS | お仕事 | 16:24 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
寒中ツーリングに行ってきました!

 

寒中の名にふさわしく、寒かったですw

曇ってて、寒い中、参加された26名の皆様、お疲れさまでした。

この時期は、行き先が千葉・三浦・伊豆の半島に限られちゃいます。

前回の寒中は千葉、昨年秋のツーリングは西伊豆でしたので、

もう三浦しかないじゃんってことで行ってまいりました。

 

三浦の先、城ヶ島に50円払って渡り、しぶき亭でランチがゴールです。

三浦海岸では河津桜が満開で、思わぬ渋滞がありましたが、

曇天のせいかいつもより、道は空いていたかと思います。

しかしながら、片道50km以下のショートツーリングでしたから、

がっつり走りたい人には物足りなかったかもしれませんね。

次回、秋のツーリングはがっつりコースで考えてますよ!

ってことで、コース、大募集!!w

 

 

| BEARDS | 遊び | 12:47 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
バッテリー充電器の注意事項

冬はバッテリーにとってつらい時期です。

バッテリーテンダーなどの充電器をつないであるから大丈夫!!と、

ご安心の皆さま、これからお知らせするいくつかの点にご注意を。

 

まず、バッテリー充電器をつないだ時に、インジケーターランプをご確認ください。

IMG_4123a.jpg

このように、家庭用のコンセントと、車体のハーネスをつないだにも関わらず、

ランプが点灯していないのであれば、バッテリーはまったく充電されていません。

また、プラスマイナス逆などの間違ったつなぎ方の場合、ランプは赤く警告灯として

光ります。(メーカーによって色は違います。)

 

ランプがつかないのであれば、まずチェックしてもらいたいものがこちら。

IMG_4120a.jpg

車体側についているハーネスの赤い矢印部分に、ヒューズボックスがあります。

その中に、こんなヒューズが入っているはずです。

IMG_4124.jpg

7.5A(アンペア)の板ヒューズです。

これが切れていたら、充電器のインジケーターランプは点灯しません。

オートバックスなどに同様のものが売ってますから、交換してください。

また、なぜヒューズが切れてしまったのか?

原因を突き止めないと新しいヒューズをつけても、すぐにまた切れてしまいますから、

原因究明は重要です。

 

バッテリーに充電器ハーネスを取り付ける際、プラスとマイナスが触れなかったか?

接続プラグ部分が水に浸かったりしなかったか?

どこかで配線が挟み込んでいるなどして、ショートしていないか?

簡単なところですと、こんなところをチェックしましょう。

 

問題なくつなげられれば、このようにランプが光ります。

IMG_4122a.jpg

黄色やオレンジのような色であれば、充電中という意味です。

このランプがグリーンに変われば、充電完了。

充電器が自動的に充電を一時停止して、過充電を防ぎます。バッテリーの電圧が

下がってくれば、自動的にONになり、充電再開します。

 

ここで注意ポイント。

バッテリーが弱いと感じて、充電器をつなげます。

問題なくインジケーターが黄色に点灯。充電開始したはずなのに、即グリーンになってしまう・・・

こんな状態になるのであれば、バッテリー自体が劣化している可能性が高いです。

 

バッテリーは消耗品です。いくら充電器をつなげているからといって、永久的に使えるものでは

ありません。つなぎっぱなしにしていても、2〜3年も経てば、バッテリー自体が弱ります。

いつバッテリーを交換したのかを、覚えておくことも重要です。

 

 

そして、サンダーマックスをつけている方には、一番注意していただきたいこと。

装着後、必ずお伝えしておりますが、時間の経過とともに忘れてしまう方がいらっしゃるので、

お気を付けください。

バッテリーが弱い、もしくはあがってしまったとき、インジェクション車に関しましては、

車などのバッテリーにつないでジャンプコードでかけようとするのは絶対に禁止です。

ECMが壊れることがあります。

ECM本体が壊れてしまうと、手痛い出費になります!

ジャンプしてしまった後にウントモスントモ言わないとか、まともにアイドリングしないなどの

症状が出てしまったら、コンピューターが何らかの影響を受けてしまった可能性が高いです。

そうなる前に、まずは、当店までお電話ください。

 

モバイルバッテリーブースターというアイテムも出てます。もしもの時は、専用の

ブースターをお使いください。詳しくは、スタッフまで。

| BEARDS | お仕事 | 10:42 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
遊び心

W&Wの2018年カタログが送られてきたので、パラパラと見てました。

味のあるしわしわで髭ボーボーのおっちゃんが、旧車にしがみついて走っている写真や、

見たこともないようなカスタムのハーレー、ホッドロッドショーで撮影された写真、

今まさにぶっ壊れてしまったハーレーを道端でなんとかしようとしているタトゥー男などなど、

面白味のある写真が盛りだくさんです。

 

もちろん、パーツも豊富に載ってますよ!

W&Wでしか扱っていないパーツも沢山あります。

 

IMG_4109.jpg

 

そんな中、クラッチのカテゴリーを見ていると、面白いパーツを発見!

 

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これ、握力強化のハンドグリップですw

英語の訳がないので、つたない読解力でしか分かりませんが、

クラッチを軽くしたいなら、こいつで自分を鍛えなさい!って内容だと思いますww

おまけに、注意書きが、フットクラッチ&ハンドシフトのモデルには、無意味だ!

と書かれていますw

ペアで販売、ちゃんと品番まであるってことは、在庫してるってことですねww

 

こんなユニークな遊び心を見せられると、なんか買いたくなってきますね!

 

最近のメディアでは、あれはダメ、これはダメで、伝える側と伝えられる側の

どちらも想像力のない表現ばかり。

1万人の中の1人のクレームに、いちいち社会が反応するような窮屈な世の中。

なんでも不適切という枠でくくるより、見えないところに潜む表現者の遊び心を

汲み取ろうとする力を養うほうがよっぽど有意義だと思うんですけどね。

 

そんな中、このハンドグリップはすがすがしささえ感じますw

 

おもしろきこともなき世をおもしろく、すみなしものは心なりけり

 

私の大好きな句、幕末の志士、高杉晋作の有名な辞世の句を思い出しました。

おもしろくするもしないも我が思考次第。

ハーレーという楽しい趣味なんだから、悩むことも楽しまないといけませんね!

 

| BEARDS | コラム | 13:36 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
経年劣化のゴムホース

当店が得意とする年式は、90年代から2000年代のキャブ車です。

それは、ディーラー時代に新車として扱っていた経験と、実際に所有して乗ってきた

メリット・デメリットを肌で感じているからでしょう。

 

今年は2018年。さすがにキャブ車=古い、インジェクション車=高年式という感覚は

そろそろ間違ったものと認識しなければいけません。

10年前って、世間一般からすれば、十分古い車両ですよねw

 

得意とする年式に関しまして、そろそろ15年から20年以上年月を重ねているわけで、

普通に乗っていても、何かしらの不具合が起きてきます。

 

そんな中、タイヤやオイルシール、ホースなどのゴム製品のお話です。

写真は、90年代後半のスポーツスターです。オイルドレンホースあたりにオイルが

垂れてきているということで、オイルリークの場所を探していきます。

IMG_4747.JPG

上の写真は、バッテリートレイを外した状態でオイルタンク裏側のフィッティングを

点検しているところです。

このオイルタンク裏から出るドレンホースが今回のオイル漏れの原因だったわけですが、

20年以上の年月で、オイルホースはバッキバキに固くなり、ゴム自体が限界を迎え始めていたので、

オイルタンクとオイルポンプのフィードとリターンホースや、オイルクーラーのホースも一新します。

オーナーさんがゴム製品の大手に勤めているだけあり、全部換えてくれという指令出てましたしw

 

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オイルタンクを外し、裏側にクラックなど入っていないかチェックします。

マウント方式の違う、90年代前半のスポーツスターは、オイルタンクから出る

バッテリートレイのステーの溶接部分にクラックが入り、オイルが漏れてきます。

構造上の問題でしたから、途中から対策されましたが、未対策車両は、注意が必要です。

今回の車両は対策後の年式なので、何も問題ありませんでしたが、トランスミッションの

ブリーザーホースの取り回しが良くなく、オイルタンクのふちに挟まれていたので

気が付けて棚から牡丹餅でございます。

ちなみに、このブリーザーホースが折れ曲がったりしてしまうと、ミッション&プライマリーケース内の

圧力が逃げず、最悪クランクケースのオイルシールが破損したり、クランクケースの

合わせ面からオイルが漏れてきます。そうなったらエンジンを降ろすような修理です涙

 

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これが今回のオイル漏れ原因ホース。オイルタンクからオイルポンプに行くホースと

ドレンホースに分岐する三又があるため、たくさん使われているホースクランプの

一個でもゆるんだりするとオイル漏れが始まります。

ちなみに、これらの純正ホース、三又フィッティングなど、すべて廃盤・・・・・

社外パーツや汎用品、インチ企画のホースで対応するしかありません。

 

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こちらの写真は、オイルポンプです。

カムケースの下側にあります。

オイルタンクとこのポンプとの間には、2本のホースでつながれています。

カムケースの内圧とオイルタンクの内圧を調整するホースも一本、ございます。

 

この辺りは、ケースが邪魔をして非常に作業がしづらいです。

純正のクランプを使うと、カシめるのに工具が入らないので、ネジ式のホースクランプで対応。

純正にこだわるのであれば、カムケースは外さないといけません。(パーツ、廃盤ですけどねw)

 

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IMG_4753.JPG

そして今回の交換してはずしたホース類。

どれもが経年劣化で非常にもろくなってました。

10年以上経っているゴム類は、注意が必要ですね。

 

これらのホース、耐ガソリン・耐油のものでないといけません。

それと、内径が合わないと、オイル漏れの原因となります。

下手なホースを使うと、あっという間にオイル漏れ、はたまたガソリンにやられ

ゴムが溶け、エンジンがぶっ壊れることもあります。

用途と材質の意味を理解すれば、間違うことはありません。

これらはケチったらダメですね。

 

ということで、そろそろ気になる年式にお乗りの皆さま、何かのタイミングで

予防修理をお勧めいたします。

| BEARDS | お仕事 | 10:12 | comments(1) | trackbacks(0) | - | - |
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