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BEARDS MOTORCYCLE COMPANYのBLOG
特選中古車 XLH883 2003年モデル

前回の記事で、近々中古車をアップします!とご紹介いたしました2台。

その2の方のバッドボーイは、磨いてから値札もつけずに店頭に飾ってたら、

あっという間に売れてしまいました!なのでご紹介できません、すみません。

 

ということで、2003年式のスポーツスター883をご紹介いたします。

 

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走行距離は、交換後のメーターで3663kmです。

交換前のメーターの距離と合算すると、約15500kmになります。

当店でずっと診させてもらってる車両なんで、隅々まで把握してますよ!

 

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吸気はCVキャブをダイノジェットでセッティング済み!

定番のスクリーミンイーグル製ハイフローオーバルに当店オリジナルの

ハイフローファンネルを着けてます。

排気は、安定のスーパートラップ2in1ステンレス4インチ。

 

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フロントフォークのアウターチューブはブラックにペイント。

ホイールは鍛造アルミのグライドです!

 

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きれいに磨きましたよ!

 

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Rサスペンションはオーリンズの36E。

オイル漏れはありませんのでご安心を。

 

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フロントブレーキキャリパーはブレンボへ換装。

ローターは当店オリジナルのブレーキテックステンレスローターになってます。

バッチリ効くブレーキです。

 

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Rブレーキローターもブレーキテックです。

ETCも付いてますよ。

 

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ダブルシートはトランプのキング&クィーン。

 

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ハンドル周りはドラッグスタイルになってます。

メーターはタンク横に移動。8インチストレートライザーです。

インジケーターランプ等はヘッドライトバイザーに取り付け。

グリップは真鍮のRSD製です。

 

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イグニッションスイッチと、IGコイルは定番の位置へ移動してます。

この状態から、ミニタンクへ交換するだけで、グッとカスタム車感は出ますよ。

航続距離が気になる方は、ビッグタンクのままで乗られることをお勧めします。

 

エンジンもトランスミッションも全く問題なし。

オイル類、バッテリーはすべて新品に交換して納車します。
 

距離無制限の当社規定6か月保証車。

 

価格は店頭にて!(このカスタム内容ですが良心的な価格ですよ!)

 

 

| BEARDS | お仕事 | 16:09 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
かみんぐすーん その2

おかげさまで、当ブログを開始して丸14年が経過しました。

 

継続は力なり、どこかの偉い人が言ってた通り、なんだかんだで過去の記事などに

アクセスされる方がたくさんいらっしゃいまして、10万アクセスを超える日も

チラホラ。

 

こんな不定期更新で言いたいこと好きに言ってるブログ、当店の常連さんか、

もしくはモノ好きしか見てないだろうなw

って思いながら書き続けてきましたが、さすがに月に何十万もアクセスされてるよ

という解析データを見ると、あんまり適当なことは言っちゃいけませんねw

 

コマネチっ!

 

さて、先日ご紹介した2003年式のスポーツスター883に続きまして、

近々店頭に並ぶ中古車のご紹介です。

 

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1997年式 FXSTSB バッドボーイ

走行距離 1758マイル (2813km)

 

3年間しか製造されなかったブラックスプリンガーフォークが特徴のバッドボーイ。

間違いなく希少車です。

しかもPMの足回り、エアークリーナーで上品なカスタム&低走行距離!

エボリューションエンジン独特の鼓動感は、五感に、五臓六腑にしみわたりまっせ!

 

近々、価格を決めて店頭で展示いたします。

気になる方は、ご来店くださいませ。

 

 

台風15号直撃でしたが、バイクが倒れちゃったという連絡を数件、いただいております。

さすがに、あの暴風雨でしたから、被害はバイク以外にも色々あるかと思います。

停電の被害もシャレになりません。

ここ数年、地震や台風、大雨などなど、災害続きの日本。

ただただ、不安だなぁ・・・

 

あ、倒れてしまったバイクですが、まずは安全を確認して起こしましょう。

そして、じっくりバイクを一周しながら見回してください。

オイルやガソリンは漏れてない?

地面にオイルなどのあとはある?

レバーやウィンカーなど、壊れてますか?

果たして、どれくらいの時間横たわっていたのか?

 

起こして、いきなりエンジンをかけるのは禁物です。

もしも燃焼室にガソリンが大量に入り込んでいる状態で、セルを回してしまうと、

ウォーターハンマーと言われる現象が起き、エンジンが壊れます。

コンロッドが曲がります。つまり、多額の修理費がかかってしまいます。

 

バイクや車は、エンジンオイルやブレーキフルード等の、必要な液体があちこちに入ってます。

それらは、あくまで正常な状態(タイヤが地に着いている状態)で、仕事をします。

正常ではない状態(無重力のような状態)では、必要なところにオイルが行かなかったり、

空気が入り込んでしまって油圧が上がらなかったりと、大変危険なんです。

 

なので、倒れたバイクを起こして、すぐにエンジンをかけるのは、絶対にNG。

ウォーターハンマーを回避するには、スパークプラグを外して燃焼室を確認します。

そのほか、オイルタンクのオイルレベルを見たり、ブレーキを握ってちゃんと油圧がかかるか?

最低でもこれくらいは確認してから、エンジンかけましょうね。

 

お困りの際は、お電話ください。

それでは、14年目以降も、当ブログをよろしくお願いいたします。

| BEARDS | お仕事 | 18:20 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
かみんぐすーん

当店でずーっと車検からカスタムまで診させていただいていた車両が

このたび、中古車として店頭に並ぶことになりました。

 

まだ整備中ですが、近々、価格を決めて売り出します。

 

2003年モデル XLH883 実(※)走行距離12500km

 

※スピードメーターが変わってますが、当店で実走行距離は把握しております。

 

画像をちらっと。

 

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かなり色々やってるでしょう!w

さきほど台風が来る前に、試乗してきましたが、やっぱりリジスポ883は最高です。

個人的に、ハーレーの中で一番好きなモデル。

もう絶版になってから、はや16年。玉数もだいぶ減ってきましたね涙

 

ご興味お持ちの方は、ぜひご来店ください!

| BEARDS | お仕事 | 18:34 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
やっと暑さもひと段落

8月に入って、猛暑日が続きましたね。

お盆休みはいかがお過ごしでしたか?

 

17日の休み明けから、おかげさまで忙しくさせてもらってます。

車検業務はもちろん、カスタムや修理、軽作業からけっこう厄介な案件などなど、

本当に様々なことを同時に進行してると、この暑さで「あれ?」なんてことも

しばしば・・・・。

そんなときは手を止めて、水筒の麦茶をゆっくり飲んで、落ち着かせます。

でないと、ミスっちゃいそうなくらいの暑さでした。

 

そんな猛暑も、ここ数日で一気に秋っぽい風が吹き、30度以上の気温のはずなのに

全然涼しく感じるから不思議です。

セミの声がなんだか切ない。

 

さて、ざっくり8月の作業を振り返ります。

他店でのミッション組み込みトラブルの修理から始まりました。

スポーツスターのベイカー6速ミッションの修理です。こちらは原因が分かったのですが、

個別にパーツが取れるかどうかをアメリカのベイカー社に問い合わせ中。

ひたすら返答待ちでございます。

 

車検作業中のFXDLが、カムチェーンテンショナーシュー粉砕発覚のため、カムギヤ化に

移行。盆休み明けにパーツが揃ったので、カムギヤカスタム。

Fフォークのインナーチューブ再メッキもそろそろ仕上がってきたので、車検整備を

月末に再開します。

 

93年式XLに関しましては、レストア&カスタムのような内容になりました。

カスタムRフェンダーとシーシーバーを加工して取付、ハンドル周りはフルカスタム。

ハーネスはほぼ引き直し。Fフォークオーバーホール&修理。

長距離を安心して走っても大丈夫なように、不安なところを消していく作業です。

 

ふと、オイル交換しに来てくれたウルトラのお客様に関しましては、去年の9月にオイル交換して

そこから約8000km走行。その間、一度他店でエンジンオイルのみ交換。

3種類のオイル交換のみの予定でしたが、VPPクラッチが壊れていることが発覚。

預かり修理となりました。預かっている間、もう一つトラブル発見。

ツアーパックの台座ステーがへし折れ、グラグラになってました。こんなでっかい箱、

高速道路なんかで落っことしたら一大事ですね。あぶねー!

振動や経年劣化、積載容量超過など、いろいろ要因は考えられますが、やはり点検は大事です。

 

その他、通常の車検を数台、預かり車両がいっぱいのため、待っていただいているお客様、多数・・・

 

お待ちいただいている皆様、順次ご連絡差し上げますので、いましばらくお待ちください。

 

やっと気温も下がってきて、作業が楽になってきました。

マロも散歩が暑さで辛そうでしたが、ここのところリードを引っ張る力が

強いので、涼しくなった証拠ですねw

これで作業も捗るはず!?w

 

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| BEARDS | お仕事 | 13:30 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
FANTIC

今から20年以上前、ビアーズの2人はまだH-D藤沢(ディーラー)に勤めていた時代。

そのころ、ビューエルの正規代理店を経て、ハーレーの正規代理店になったばかりでした。

 

そんな初期の頃に、ビューエルS1を新車で購入していただいたお客様のYさん。

未だにそのS1は健在で、当店でみさせていただいているのですが、このたび、Yさんは

ビューエル以来、バイクの増車ということになりました!

 

メーカーはFANTIC(ファンティック)。

詳しい方はご存知かもしれませんが、ヨーロッパでは有名なメーカーです。

https://caballero.jp/

 

ファンティックのスクランブラー500を購入されたのです。

 

面白いのはここからで、かねてから面白そうなオフロードバイクを探していたYさんは、

今年の春に、ファンティックの試乗会に参加されたそうで、125cc、250cc、

500ccとモデルが並ぶ中、この車格で乗るなら、500しかないでしょうと思い、

試乗してなかなかの面白い感触を得られたそうです。

 

実はYさん、筋金入りのオフローダーで、単身メキシコに渡り、ヤマハのマシンで

バハ1000を走破するため、何度も過酷な状況の中をワークスマシンに混じって走っている、

漢の中の漢なんですw 

どうりで長年ビューエルに乗り続けられる訳だ!と、我々も納得したりw

 

そんなYさんの目に留まったのが、FANTICのスクランブラー500です。

で、話はここからが本題になります。

 

試乗会で良い感触だったYさん。

その好感触は、試乗会を開催していたFANTIC代理店のサインハウスさんにも響いていたようで、

後日、当店にサインハウスさんからメールが届きました。

その差出人をみて驚きました。

その方は、現サインハウス社長さんなのですが、実は、20年前に、

ハーレー社でビューエル担当だった方でした。

当時、私もビューエル専任担当であり、よく会議やアメリカ研修等でご一緒になったので、

ビックリ!

 

こうなってしまうと、長年の付き合いのYさんですし、ビューエル関係のご縁など考えまして、

FANTICの納車に関して、手伝えないとは言えませんw

 

そんないきさつがあり、今、当店に新車のスクランブラー500が入庫しております。

絶賛、納車整備中!

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外車の予備検や新規登録なんて、もうすっかり忘れちゃったなw

納車は、今月末になりそうです。

 

もし、FANTICにご興味お持ちの方、微力ですが、ご相談に乗れると思います。

ご来店ください。

 

ビアーズ お盆休み

 

10日(土)〜16日(金)

 

 

| BEARDS | コラム | 14:26 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
スポーツスターのアクスルカラーのご紹介

オリジナルパーツを制作したので、ご紹介します。

 

スポーツスター アクスルカラー

 

2000年〜2003年モデルのスポーツスターに適合。

 

 

まずは下の写真をご覧ください。

スウィングアームの内側(右)です。

よく見ると、ノーマルのスペーサーと当たっている面が変形しちゃってます。

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この部分が変形すると、左右のアライメントを調整するのに苦労しますし、

何より、タイヤ交換などのたびに変形の具合はすすんでしまいます。

 

ちなみに、こちらは左側。

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キャリパーサポートが大きな面で当たってくれるため、スウィングアームの変形は

起こりません。

アクスルナットの締め付けトルク88Nmに、何度も耐えてもらわないといけません。

 

スウィングアーム内側のカラー形状にも問題があると思います。

ダイナの場合、この部分に鉄のブロックが入っていて、ずいぶんと頑丈に作られてます。

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スポーツスターカップが盛んだった2001年あたりに、某ショップから、この問題を

完全に解消するパーツ&加工が行われていました。Rサスの取り付け位置から変更するため、

スウィングアームごと送らなければいけなかったので、流行りはしませんでしたが、

良い作りだなーと当時が懐かしいですw

 

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あれから20年近くが経ち、某ショップのパーツは廃番になってますから、手に入りません。

それに加え、お客様の車両を整備していると、この不具合がだいぶ目立つようになってきました。

なんとか簡単に、変形をおさえるようにしないと、いつかスィングアームの大掛かりな修理が

必要になってきてしまいます。

 

そこで、アクスルカラーを作りました。

こいつです。

 

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このブラックアルマイトされたカラーの大きな面で、スウィングアームをおさえます。

ベアリング側は、インナーにきっちり当たるようになっております。

 

取り付けるとこんな感じ。

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これにより、88Nmでアクスルを何度も締め付けても、スウィングアームが変形してしまうことは

無くなるでしょう。

 

左側のアクスルナット。こちらはワッシャーが変形しがち。

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この分厚いワッシャーは、純正パーツでしっかりとリリースされてますから、

消耗品だと思ってタイヤ交換の時は換えちゃいましょう。

 

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2000年〜2003年モデルのスポーツスター限定ですが、当店のお客様は

この時代のスポーツスターに乗られている方が多いので、予防修理パーツとして、

タイヤ交換時に取り付けをお勧めしていきます。

 

気になる価格は、

¥5,000−(税別)

 

タイヤ交換時であれば、追加の交換工賃はもちろん¥0ーです。

| BEARDS | お仕事 | 18:44 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
当店で、はじめて点検を受けられる方へ

ご紹介や、インターネット、通りすがりなどなど、当店ではじめて点検を受けられる際に、

ちょっと注意していただきたいことがあります。

年式やカスタム具合などにもよりますが、最初の見積もり段階では発見できないような

修理・交換などが必要になることです。

 

例えば、現在お預かり中の、2001年ローライダーのお客様。

当店をご紹介いただき、車検をご依頼くださいました。

 

お預かりする際、お客様と話しながら、バイクの周りをぐるっと見させていただき、

目に見える修理や交換が必要な箇所を挙げながら、大体の見積もりを提示します。

ただ、かなり他店やユーザーDIYで手が入っている車両でしたので、それらの部分で

不具合がみつかれば追加が発生しますとの内容をお伝えし、作業中に何か見つかったときは、

途中でお電話しますね、と確認してお預かりしました。

 

このような、だいぶ手が加えられた車両は、けっこう時間がかかってしまうケースになりがち。

そのほとんどは、いい加減な整備や作業によって二次災害的なことが起こってしまっていて、

それらをうまく直すことやバランスを取ることに苦労させられます。

 

さっそく点検に取り掛かりました。

まず、カムカバーを開けてカムチェーンテンショナーシューを確認するところからスタート。

なぜなら、ここがアウトだと25万円ほどの追加修理(カスタム含む)が必要になるため、

まず最初に確認しておかないといけません。

 

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結果はものの見事にアウト!涙

下の写真の黄色いのがテンショナーシューです。

よーく見ると、シュー自体が半分割れて吹っ飛び、抑えているチェーンと

スプリングが金属同士でこすれあっています。

 

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この状態を知ってしまうと、このまま修理せずにスルーはできません。

このまま走ってたら、シューの破片がオイル通路に入り込み、油圧が上がらず

エンジンブローにつながります。まさにツインカム88エンジンの欠陥です。

 

カムカバーの裏側にも、小さな黄色い破片が散らばってます。

これらの破片は、カムサポートプレートを抜け、オイルフィルターとオイルパンの方へ

流れていきます。もちろん、オイルパンも一度外してきれいに洗浄します。

 

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お客様に電話したところ、乗り換えるか、このまま乗るか・・・・・

Fフォークのインナーチューブも錆びによる腐食と粗悪なオイルシールでオイル漏れを

起こしていたので、こちらにもお金がかかります。

かなり悩まれた挙句、一通り修理する方向で決まりました。

この時点で車検代+修理代でざっと40万円!

そりゃ、即決はなかなかできない金額ですよね。

 

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タンク周りの配線もおかしな取り回しだったり、キャブのセッティングも確認したかったので、

タンクを外して一通りチェックします。

やはり、キャブレターの中身はダイノジェットが組まれていたけど、間違った取り付け方でした。

セッティングも、スロージェットが小さく、ミクスチャーを戻しすぎていて、メインジェットも

セオリーとは違う番手だったので、リセットする意味も込めて適正なものにすべて変えました。

カムが変わるので、あとはエンジンを直してから試乗して、最終的なセッティングをします。

ついでに、予防修理として、インテークマニホールドシールも交換しておきます。

 

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エアークリーナーエレメントは、ずいぶんと乱暴なつけ方で、あちこちから余分な

エアーを吸ってしまっていたので、すべて修正。

バックプレートの余分な穴もふさぎ、ブリーザーホース、ガソリンホースも新調。

アイドルケーブルは、グリップ側で切れかかっていたので、中古品と交換。

極力、追加費用がかからないように、進めていきます。

 

プライマリーチェーンの調整も、張りすぎだったので、調整。

この時、Rタイヤを回すんですけど、なんかおかしな手ごたえが。。。

なんと、Rスプロケットのボルトが5本とも緩んでました。

 

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手で回ってしまうくらい緩んでいたので、間一髪セーフでしたね。

もしもこのまま緩んで外側にボルトが出てきてしまうと、スイングアームとヒットして

重大な損傷、もしくは、事故が起きていたかもしれません。

プーリーなどのボルトは、1本が緩むと、たいてい他のボルトも緩み、最終的には

5本全部が緩みます。

 

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これも、ノーマルのボルトからわざわざクロームのボルトに換えられていたので、

誰かが作業したときに、ロックタイトをつけず、トルク管理もしなかったのでしょう。

まさに人災です。

ドライブベルトの左右のアライメントも滅茶苦茶。大げさに言えば、Rタイヤが斜めに

取り付けられている状態でした。

 

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ブレーキローターのスクリューもクロームに換わっていたので、心配だから、全部トルクチェック!

やはり、誰かが手を加えたところで、何かが起きてますw

 

ほかにも、インナープライマリーのオイルシールからオイル漏れがあったり、レギュレーターも

交換したような形跡があるので、全部チェックしていかなくてはなりません。

その上で、修理がすぐに必要なところと、様子をみるところで分けて、今後の定期点検に反映させていきます。

 

今回の車両は、現在パーツ待ちでまだまだ途中ですが、今後、車検整備・修理が終わって、試乗して問題が

なければ、納車となります。

このように、一度、一通り診させていただいた車両は、当店の履歴にも残りますし、次回の点検やカスタムの

方向性も見出せますので、次回からはもっとスムーズになります。見積もりの安定性も増します。

 

 

初めて診させていただく車両の場合、以上のようなことございますので、こういうことがあるよ!

ということを頭の片隅にでも覚えていてもらえると、助かります。

 

それなりに古い年式、あちこちカスタムされている車両、これらは特に要注意ですよ!
 

 

 

| BEARDS | お仕事 | 14:56 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
振動の怖さ

まずはこちらの画像をご覧ください。

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ツーリングモデルのサイレンサーですが、連結部分が何か変ですね。

 

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ご覧のように、大きく削れて大穴になってしまっています。

クランプも割れてます。

 

これは、2本だしマフラーの右側サイレンサー。純正の分厚い鉄がこんなに削れてしまいました。

後部のステーにかろうじて支えられ、ゆるゆるの連結部分は、わずかに引っかかっているような

状態でした。落っこちなかったのが、不幸中の幸いです。

 

こんな状態になってしまった原因を、車検整備しながら調べてみました。

 

原因その1

社外クランプ

 

社外の薄いクランプでは、十分な締め付ける力がなく、ゆるみやすいです。

押さえつける面積も小さいですから、排気漏れも起こしやすい。

緩まないように強く締めると、クランプ自体の目ネジがバカになったり、スポット溶接がはがれて

使い物にならなくなります。

ここは、純正のクランプを使いたいところですね。

 

原因その2

エンジンラバーマウント

 

サイレンサーをエキパイに取り付ける際、どうも斜めになったり無理な力をかけないと付かないことが

時々あります。多くは後付けのバックギアが、トランスミッションサイドカバーを外側に張り出させてしまって

エキパイの位置を外側に動かしてしまうことがあるのですが、今回はバックギアは付いてません。

ということは、エキパイの位置が変わってしまっている=エンジンが動いている・・・

フレームとエンジンの位置関係を注意深く観察すると、右側のフットボードブラケットと

Fエキパイのクリアランスが近いようだったので、Fアイソレーターマウントを点検しました。

すると、外側からは分からなかったのですが、内側のアイボルトが通るセンター部分とラバーが

はがれていることを発見!

こうなると、エンジンの振動を吸収しきれず、不快な振動が起きます。

それに、フレーム内のエンジン前側が、少し下がってしまうため、マフラーなどの位置も微妙にずれて、

端に行くほどそのずれは大きくなります。

おまけに振動も大きくなっているから、予期せぬところが壊れるんですね。

 

アイソレーターマウントを交換すると、エンジンが適正な位置に収まり、振動の吸収力も本来の力を

取り戻し、交換前のような振動はなくなりました。

このアイソレーターマウント(ラバーマウント)ですが、初期のころから何度も対策されていまして、

一番新しい純正品をお勧めします。

何度も対策されているってことは、製品不良もしくは、構造上の問題が大きい可能性があります。

対策品を入れたからといって、今後は壊れないという保証はありませんから、点検は大事ですね。

 

振動は、固い金属を破壊します。

こんなに振動があったっけ?と気になる方は、余計なところが壊れる前に、点検したほうがいいかもしれません。

 

| BEARDS | お仕事 | 18:18 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
いつか・・・のお話

まずはこちらのリンクから、記事を読んでみてください。

 

https://lrnc.cc/_ct/17100986?fbclid=IwAR30COiLDRKkrS6efOFuEA2XZyHwqvcfforfqb3YYChij_iklQWBxte6RBI

 

漫画「キリン」で有名な東本昌平さんの短編コラム漫画。

 

その昔、キリンを読んで、バイクや景色の構図、漫画独特の擬音、今にも音が迫ってきそうなリアリティに

圧倒されました。

東名高速の下りを、用賀からぶっ放していくポルシェとカタナのバトルが伝説になり、そのバトルに

参加したマスターが生き字引的な存在となって、次の世代へつながっていく・・・・・

淡々とした内容で、渋い大人の漫画でした。

 

ご紹介したリンク先のコラムを見て、バイク乗りの高齢化について考えさせられました。

最近のニュースで話題の、高齢者による悲しい交通事故も今や社会問題です。

特にハーレーは重量級のバイクですから、高齢になるとまず、取り回しがきつくなってきます。

 

倒れたバイクを起こせるか?

 

これは教習所に入所する際に、まずテストされることですね。

教習所のテスト車両は、国産バイクですから、ハーレーよりもはるかに軽いです。

実際、ハーレの中でも軽量なスポーツスターでも、教習車より重く、起こすにはかなりコツがいります。

 

その他にも、視力の低下、反応速度の低下によって、若いころの感覚で走っていると、

ヒヤっとすることが多くなったり、暗くなってきたときに、よく見えないとか、

加齢とともに、様々な障害が起きてきますね。

私もそうですが、20代のころの感覚で運転していると、ホントに危険を感じます。

 

ハーレー乗りは、50代60代のライダーが一番多い日本。

最近、お客さんから言われるのが多くなったのは、「あと何年乗れるかなぁ・・・」 です。

ビッグツインのお客さんは、スポーツスターに乗り換えようかな?なんて冗談半分で笑ってますが、

実際、そのような選択肢もありですね。持て余してしまうような車両でストレスを感じるより、

扱いやすいモデルにして、走りを楽しむのは良いことだと思います。

 

ただ、思い入れの詰まった愛車ですと、なかなか乗り換えようにも切ないです。

そんな人生を共にしてきた愛車であれば、最後まで迷うのは当たり前ですね。

そのまま乗らずに磨いてるだけってのも、有りだと思います。

 

我々も、何歳まで重たいハーレーをトランポに積み下ろしできるのか?w

70歳くらいまでは、ソフテイルくらい楽に扱えていられるよう、体を鍛えていかなくちゃ、

と思ってますが、先日、ぎっくり腰をやっちまいましたとさ。。。

| BEARDS | コラム | 18:22 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
簡単なサスペンションの知識

サスペンションのセッティングは、非常に奥が深いです。

 

サーキットなどでタイムを競う際、ライダーの得意なコーナーを重視したセッティング、

高速コーナーを重視したセッティング、雨などの路面状況でのセッティングなど、

様々な状況に応じた調整を行います。

 

では、サスペンションの何を調整してセッティングと呼ぶのか?

 

これを語るには、私の知識や経験では足りませんw

私の知っている、経験したことをベースに、基本的なことをお伝えできればと思います。

 

まず、サスペンションの役割ですが、人間の身体でいう脚に当たります。

ジャンプして着地するときに、足を突っ張ってたら、体には衝撃が走ります。。。

舌をかみ切ってしまうかもしれません。

そんな風にならないために、膝や太もも・ふくらはぎなどの筋肉で衝撃を吸収しますよね。

また、歩いたり走ったりするときにも、地面を力強く蹴る、体を安定させる、これらの仕事を

しているのが脚や腰になるわけですが、バイクも同じです。

 

性能の良いサスペンションを前後に付けることは、アスリートの鍛え上げられた足腰を

金で手に入れることだと思ってくださいw

 

逆に性能の低い、もしくは壊れてしまっているサスペンションは、膝や腰を故障している

お年寄りの状態ですよ。

そんな足腰で速く走ったら、転びます。それはもう、確実に怪我しますな。

 

余談ですが、サスペンションの先にあるホイールやタイヤは、靴ですね。

スポーツアスリートの履く靴は、軽くてグリップ力も抜群。

かっこよくてもゴツイ重たいブーツでは早くは走れませんが、耐久力はある、みたいな。

 

サスペンションの性能を引き出すには、ホイール・タイヤの重量やグリップ力が

大きく関係します。バネ下の重量とタイヤのグリップ力です。

これらがベストマッチすると、タイヤが路面に吸い付くような状態になり、安定して

速く走れるわけです。

 

フロントとリアのバランスはもちろん大事ですが、今回はリアサスペンションについて

簡単に説明します。

 

バイクの駆動はリアタイヤですから、加速するときや発進するときなど、しっかりと

路面をとらえたいですよね。  はい、良いリアサスを入れましょう!

 

安定してワインディングを走りたい、車線変更もスムーズに行いたい、腰痛もち・・・

はい、良いリアサスです。

 

それと大事なのは、ご自身の体重にスプリングのバネレートを合わせましょう。

たいていの方は、プリロード調整だけでOKですが、二人乗りを頻繁にされる方も

バネレートを上げたほうがよいです。

なぜなら、サスペンションが底突きしてしまうため、リアタイヤがスリップして危険です。

底突きすると、力の逃げ場がなく、純粋にタイヤのグリップだけに頼ることになります。

グリップ力の高いタイヤでも、路面の状況によっては簡単に滑ってしまいますから、

底突きを起こさないように、プリロード調整は必須です。

 

ちなみに私は、箱根の低速コーナー用のプリロードのまま筑波サーキットで走り、

1コーナーの出口でリアサスが底突きして、何も踏ん張りも効かず、コケましたw

 

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よく分からないという方は、ご来店ください。現在の状態が危険なのかどうかは、

ある程度判断できます。

 

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基本的にプリロード調整は、ほとんどのリアサスでできますよ。

 

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ハーレーのリアサスは短いものに交換して、ローダウンカスタムすることが多いですが、

短いサスほど、仕事ができる範囲が狭まります。

単純に性能を上げたいなら、ある程度のストローク量のあるサスペンションがお勧めです。

乗り心地も全然違います。

長めのサスでプリロードを少し抜いて走るのと、短いサスでプリロードをかけて走るのでは、

同じシリーズのサスでも、全く違う乗り味になるのがいい例です。

 

簡単に説明するといいましたが、こんなに長くなっちゃいました。

要約すると、良いサスをつけましょう! プリロードを気にしましょう!ってことで。

詳しくは、ご来店くださいまし。

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