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セルモーターのワンウェイクラッチ
かなり前にもこのブログで話題にしたかと思いますが、比較的よく起こるトラブルとして
皆様に知っておいてもらいたいので、参考にしてください。

セルモーターを回してエンジンをかけようとしたとき、「ギャッギャッ!!」っと、すごく嫌な音がして
思わずセルボタンを押すのをためらったことはありませんか?
そしてそのイヤ〜な音を数回繰り返して、ある時いきなり「シュウィ〜〜ン」っと、
軽くセルが空回りしてしまって、まったくエンジンをクランキングさせることができなくなってしまった・・・・

このようなとき、どこが壊れてしまったか?というと、セルモーターの内部にあるワンウェイクラッチ(スタータークラッチ)
というパーツが、お亡くなりになってしまっています。
下の写真のものです。

ワンウェイ、つまり一方向にしか回らない構造になっているのが、両方向に回ってしまうために
セルモーターがピニオンギヤを飛び出させて必死に回しても、クラッチシェル側のリングギヤに
噛み合った時点で空回り。
まったくクランキングできない状態です。

壊れるまでの予兆としましては、先ほどの「ギャッギャッ」という嫌な音が出始めたら、要注意。
ピニオンギヤがリングギヤに勢いよく飛び出したまではいいのですが、セルモーターの力が足りず、
回しきれないためにはじき返されてしまいます。その時に起きるバックトルクでワンウェイクラッチに
ダメージを与えます。
1.4kW以上の強いセルモーターなほど、必然的にダメージも大きくなります。

では、そのようなトラブルを防ぐためにはどうすればよいか?
簡単なことなのですが、バッテリーを充電する!につきます。
バッテリー代をケチって、弱いバッテリーで無理にかけようとするうちに、
ワンウェイクラッチが壊れて多大な出費につながってしまいます。
セルモーターを外すには、ソフテイルの場合、オイルタンクを外しますから工賃もそれだけ高額になります。

ワンウェイクラッチ自体も、純正品で3万円以上しますから、それだけでバッテリーは買えてしまいますね。
転ばぬ先の杖として、バッテリーに不安を感じたら、純正のバッテリーチャージャーキットをお勧めします。
特に冬場は、オイルの硬さが半端ないですから、元気なバッテリーですら、朝一のクランキングが重々しい。
ついでに高圧縮エンジンや、強化バルブスプリングなど入れているカスタム車は、なおさらです。
ノーマルのセルモーターでは、役不足でしょうね。

もしワンウェイクラッチが壊れてエンジンがかからない場合、最終手段は押しがけです。
これも冬場の冷えてるエンジンでは、きついですね。
無理にやろうとして、バイクごとひっくり返ってしまえば、さらに高額な修理&通院費が出費になってしまうかも。

おそろしや〜!みなさん、気をつけましょう。
| BEARDS | お仕事 | 18:10 | comments(2) | trackbacks(0) | - | - |
まさに弱いバッテリーで無理にかけようとするうちに「ギャギャギャッ」とヤバい金属音を鳴らしてしまいました私です。
バッテリー問題をクリアしたら今のところ異音はしてませんが、回復不能なダメージを与えてしまったのではないかと寝ても覚めて不安でうなされます。
| ごう | 2020/04/25 8:19 PM |
ごう様

ちゃんとしたバッテリーに交換した後、始動時のヤバい音が出ていないのであれば、心配しなくていいと思いますよ。
そんなにやわなワンウェイクラッチではないはずですので。。。

バッテリーは、弱くなる手前で交換しましょう!
| 宮田    | 2020/04/26 4:43 PM |









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