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バイクの積載を考える

個人的には、バイクってシンプルなほど ”好き” です。

保安部品を取り外したバイクの美しさといったら・・・

ただ走ることだけを目的とした造形美は、うっとりするほどです。

 

ただ、こればかりは個人差があり好みのことなので、人それぞれ。

便利なものはたくさんありますからね。

 

ハーレーの最上級モデルは、言わずと知れたツーリングモデルのウルトラです。

風をさえぎるフェアリング、路肩を照らすフォグランプ、オーディオ、

左右のサドルバッグ、大容量ツアーパックなどなど、ノーマルの状態で

様々なものが装着されており、まさにラグジュアリー感がすさまじいです。

 

シンプルなバイクが好きな私にとって、ウルトラはまさに真逆の存在なわけですが、

やはり荷物がたくさん入る箱があったり、音楽が聞けたり、高速走行が楽だったりと、

ツーリングを楽しむライダーにとって、その利便性は大きな魅力でしょう。

 

さらに、オプションパーツも数えきれないほど出てます。

さらに荷物を載せられるラックやインナーバッグ。

無線やオーディオパーツ、タンデムシート用のアクセサリー・・・・

 

乾燥重量で400kg近くある車体に、数々の荷物、二人乗り。

揺れるエンジン、ストップ&ゴーの多い交通事情。

 

バイクは車と違って2つしかタイヤがありません。

バランスを取りながら走る、乗り物です。

つまり、過積載や無理な運転は、バランスを崩します。

シャーシやフレームにかかる負担も考えなければ、事故につながります。

そこを見落としてしまわないよう、ちょっと考えてみましょう。

 

 

こちらの赤い矢印、上側は、2人乗りのさらに後方にツアーパックが付いてます。

下側は、タンデムシート上についてますから、2人乗りできません。

どちらがバランスをとりやすいか?想像に難くないでしょう。

後ろにオフセットして装着されている方が、バイク本体から重心が離れているので、

不安定だし、積載重量も少なくしなければいけません。

 

 

 

こちらは、オプションパーツであるツアーパックラゲッジレールとバッグの写真です。

ツアーパック本体だけでも15kg以上の重量があり、70リットルの大容量ですから、

フルフェイスヘルメット2個が楽々入ります。

そのツアーパックのさらに上側に、荷物をのせるキャリアが、この写真です。

 

言いたいことは、もうおわかりかもしれませんが、ツアーパック内もその上側にも、

重いものを積んではいけません。

 

どれだけリアタイヤに荷重がかかるのか?

重いものがバイクの高い位置にあると、バランスはどうなるのか?

 

ツアーパックの上蓋に収納バッグもオプションで出てますw

 

はっきり言って、ツアーパック周りに入れる荷物は、衣類とかヘルメット程度の軽いモノじゃないと危険です。

重いものは、サドルバッグに入れた方がまだいいと思います。

 

 

下の写真をごらんください。

赤い矢印は、ツアーパックをサポートフレームに止めているボルトの位置です。

全部で5か所でとまってます。

黄色い囲いは、そのサポートフレームが、バイクのフレームに取り付けられている場所です。

4点でとまってます。

 

 

このサポートフレーム、中空のスチールパイプです。

ハンドルよりも細く、取り付け穴や潰し加工などがされており、強度はどうなんでしょうか?

イ●バの物置が作ってくれてれば安心ですけど、アメリカンですw

 

 

で、実際にこのサポートフレームがへし折れたのがコレ!!

 

 

取り付けの穴の辺りで左右ともボッキリ折れてます。

後ろ側2点のみで、ぐらぐら状態でツアーパックを支えてました。

もしも気付かずにこのまま走っていたら・・・・

タンデムの人が背もたれにする役割もあるツアーパックですから、人もツアーパックも後ろに落ちたかもしれません。

 

 

ツーリングモデルの後ろ周りは、マフラー・フェンダー・サドルバッグサポート・フレームが

それぞれみんなを支えながら強度を出してます。

ですから、そのうちの1か所でも折れたり外れたりすると、他の場所にかかるストレスが倍増し、

思わぬトラブルを招きます。

 

 

ちなみによく折れるのは、こちら。

 

マフラーとフェンダーレールを支えるステーです。

このように折れると、よく揺れるマフラーの振動の支えが無くなり、反動で弱いところにストレスかけます。

今回は、ツアーパックを支えているサポートフレームを破壊したんだと想像します。

もともと過積載や経年劣化で、サポートフレームにクラックが入っていたのでしょう。

 

 

バイクをみがいている時やアイドリング中に、なんかおかしな揺れや音を感じたら、きっちり調べないと危険です。

今までのケースで、折れやすいところやストレスがかかり易いところは、点検時に確認してますが、

思わぬところにトラブルがでてしまうこともありますから、普段から積載量は気にかけてください。

 

ウルトラはお金がかかりますね・・・涙

 

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