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中古車整備中

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2002年モデルのXLH883をお客様から買い取りまして、じっくり時間をかけながら

整備しております。

もともと、前オーナー様が乗られている数年間、私が車検や整備等をしてきた車両なので、

どこが良くて悪いかを把握しており、安心して整備できます。

 

価格を決めて、中古車として並べられるのは、来年になるかと思います。

ご興味をお持ちの方は、絶賛整備中なので、ぜひご来店ください。

 

では、どこをどう整備しているのかをざっくりご紹介いたします。

 

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まずはエンジンの腰上です。

ベースガスケットからオイルがにじんでいたので、トップエンドのガスケット交換および、

カーボン落とし、各パーツ点検・洗浄を行いました。

ピストンとシリンダーは全く問題ない状態でしたので、そのまま使用します。

ただし、ピストンリングは交換してます。

バルブのシート面も非常に良い状態で、丁寧に乗られていたんだなと、深く頷きながら

作業しましたw

 

次に、こちら。

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オイルタンク周りのリフレッシュ。
15年以上経過しているホース類は、やはり経年劣化してひび割れや硬化してきます。

振動の多いハーレーですから、ホースの節々からオイルがにじみ出て、ドレンホースの

あたりにしずくとしてたまってきます。

 

純正のホース類は、絶版品になっていることもあり、社外のホース&クランプで対応します。

同時に、奥に入り込んだ汚れを落としつつ、手が届かないところにもブラシを当てて掃除。

バッテリーケーブルのゆるみやセルモーター周り、フロントスプロケット、カムケースなど、

目視と増し締めをします。

オイルタンクマウントのラバーも点検必須ですね。

 

 

お次はこちら。

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トランスミッションのオーバーホールです。

スポーツスターの持病ともいえる1速ガッコン。

この車両も、ガッコンの症状に悩まされていたので、これを機に全部直しちゃいます。

アンドリュースの対策ギヤを導入し、再発防止を図ります。

純正のギヤはギヤをシフトするときに、回転数が高いと大きな衝撃がギヤのドックに

伝わり、ドックのかみ合わせ部分にバリがでてきます。

これが1速に入れたときに、ギヤのつながりを妨げ、一度飛び込もうとしたドックが

入りなおすときに、ガッコンが起きます。

 

慣れてても、この衝撃は嫌なものです。ガッコンを防ぐために半クラが長くなったり、

2速に早めにシフトアップして走る癖がついてしまうと、クラッチに負担がかかってきます。

 

アンドリュースのギヤは、ドック部分の飛び込む箇所にテーパー加工がされてます。

これにより、ドックはスムーズに動きますから、シフトミスも起きづらく、ドックの

バリも出にくいということです。

ちなみに、これらの作業を、通常の修理としておこなうと15〜20万円コースです。

 

 

お次はこちら。

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キャブレターのオーバーホールです。

画像はフロートを開けただけですが、作業時はすべて分解して洗浄してます。

ジェット類やフロートチェックバルブ、チョークバルブ、加速ポンプシステム等、

細い通路に異物や古いガソリンがあると、すぐに不調となりますから、

キャブレターのオーバーホールは大変重要です。

ついでに現状のセッティングもチェックして、完成後に走らせて微調整を行います。

 

同時に、ガソリンタンクの内部も点検します。

コックの点検、清掃、タンク内の錆びをみて、必要であればタンク内にコーティングを

施工して、錆びの予防をいたします。

この車両の場合は、錆びはなかったので、コックの洗浄だけでOKでした。

 

 

まだまだあります。次は。。。

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ステムベアリングの交換です。

トップブリッジとアンダーブラケットを外して、ベアリングを上下とも交換。

ステムベアリングが痛んだり錆があると、コーナーリング時のハンドリングに悪影響が出ます。

乗り比べると分かりますが、すごく乗りづらい、曲がりにくい、ふらつきなどの原因になります。

バランスで走るバイクにとって、非常に重要な場所ですから、きっちり整備します。

 

テーパーローラーベアリングを使用しているので、調整も大変重要です。

固すぎず、柔らかすぎず、グリースを充填した状態を考慮して、調整します。

もちろん通常の点検時にも、必ずチェックしております。

 

 

ステム周りを外したついでにこちら。

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Fフォークのオーバーホールです。

ダストカバーの内部は、画像のように茶色く錆びていました。

水が溜まってダストシールやオイルシール、Rリングを錆びさせて膨張が起きます。

するとシール性能が保たれなくなり、オイルがにじんできます。

この車両は、オイルが漏れてくる一歩手前といったところでしたので、オーバーホールして、

オイルシール、ブッシング、オイル等をリフレッシュ。

幸い、インナーチューブには大きな錆がなかったので、再メッキは免れました。

 

 

ここまで、各パーツの交換や調整を行っていますが、同時に行うのが磨きです。

実は、磨きが一番手間で時間がかかる作業なのです。

費やしている時間の8割が磨きの作業です・・・・・

 

ただ、見違えるようにきれいになっていく車両。

あちこち手を加え、整備をしていくと、それなりに愛着がわいてきます。

 

現在、ハンドル周りを整備中。

まだまだ作業半ばですが、じっくりとコツコツ、進めていきますので、

ご興味をお持ちの方は、一度見に来られてはいかがでしょうか?

 

また進行状況をアップしたいと思います。

アデュー!

 

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