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2019.05.17 Friday

ブレーキ操作について

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    オートバイのブレーキは、基本的に右手でフロントブレーキ、右足でリアブレーキを操作します。

    一部のモデルで左足でリアブレーキだったり、どちらかのブレーキをかけると自動的に

    前後のブレーキをかけてくれるシステムのものもありますが、基本は前後独立してます。

     

    重要なのは、フロントブレーキを強くかけるということです。

     

    ブレーキをかけると車体はフロントに荷重がかかります。この時、リアの荷重は抜けているので、

    リアブレーキを強くかけてもタイヤがロックするだけで、オートバイは止まりません。

    フロントブレーキを強くかけることで、荷重のかかったフロントタイヤのグリップを最大限に活かし、

    フロントフォークが踏ん張ることで、オートバイを安定して止めます。

     

    教習所で習った前後ブレーキの強さの配分は、8:2とか、7:3だったと思います。

    もちろん大きい方がフロントです。

    ハーレーのように乗車姿勢が後ろ寄りで、フットペグが前、おまけに車重が重いとなると、

    リアブレーキを使いすぎている方がチラホラいらっしゃいます。

    ブレーキパッドの摩耗がリアの方が早いとか、リアブレーキローターの表面が焼けて変色しているとか、

    リアを使いすぎるとこのような症状がみられます。

     

    これは、ブレーキをかける比重がリアに寄ってしまったために起きる悪循環です。

     

    フロントブレーキを強くかけていれば、より短い距離で止まれるところ、リアブレーキを

    偏って使ってしまっている場合、制動距離も伸びるし、リアブレーキをかけている時間も

    長くなってしまいます。

    すると、リアブレーキパッド・ローター・フルードが過熱されて、ベーパーロックや

    フェードといったブレーキトラブルの現象が起きます。

    そうなってしまうと、さらにブレーキは効きませんし、熱によってローターのゆがみが

    起きたり、フルードの交換、パッドが使い物にならなくなってしまい、余分な出費がかさみます。

     

    洗車の時にでも、愛車のリアブレーキローターをチェックしてみてください。

    紫色っぽく変色していたら、熱が入ってしまっている証拠です。

    もしそのような場合は、一度ご来店ください。

     

    ハーレーであろうと、フロントブレーキを強くかけることを心がけて、乗ってみてください。

     

    ここから営業トークw

     

    制動力を物理的に強くするのであれば、キャリパーとローターの交換。

    IMG_6171.jpg

     

    ブレーキのコントロール性を上げるのであれば、マスター交換。

    ブレンボのラジアルマスターは圧倒的にブレーキコントロールがしやすくなります。

    IMG_6170.jpg

     

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