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ステーターの故障

ハーレーに限らず、バイクや自動車は、電気を発電しながら走行してます。

バッテリーは、発電された電気を溜めて、セルモーターを回すのが主な仕事です。

また、常に安定した12Vを、車体のあらゆる電気系統に供給してます。

 

今回は、発電機のお話。

ステーター、またはオルタネーターと呼ばれる発電機。

ハーレーの場合、プライマリーケースの中にあって、クランクの回転を利用して

電磁石とマグネットが電気を生み出します。

 

そこで生まれた電気は、レギュレーターを介して整流され、一定の電圧に制御されます。

エンジンの回転数が上がるにつれて、ステーターはより多くの電気を作ります。

ハーレーが必要とする電圧は主に12Vですから、車体には12Vを供給するわけですが、

レギュレーターは14.3V程度に制御してます。その余った2Vほどをバッテリーに

戻してあげて、バッテリーが充電されます。

レギュレーターが壊れていると、過充電か全く充電されないということが起こります。

先ほどの14.3Vの電圧は、充電電圧と呼び、エンジンをかけてバッテリーに

テスターをつなぎ、回転数を2500rpmほど上げた時に、この数値くらいあれば

正常ですが、全く上がらないとか、15V以上上がってしまう場合は、レギュレーターの

故障が考えられます。

 

ステーターが壊れている場合、発電なしなので、バッテリーの電気を使っていくだけで、

バッテリーの電気がなくなると同時にバイクも完全に動かなくなります。

これまた、ステーターの配線にテスターを当てて、発電しているのかどうか?

ボディとアースしていないか?を点検すれば、ステーターの良否判定ができます。

 

バッテリーが繰り返し上がってしまう時、それはバッテリー自体の問題なのか?

レギュレーターの問題か?ステーターの問題か?を必ず調べる必要があるのです。

 

こちらが故障したステーターです。

 

 

 

アップの写真で炭のように黒くなっている部分。

このように発電した電気がプライマリーケースの中でスパークして、焦げてます。

ここまでなっている場合は、プライマリーオイルの匂いや色が独特の変化をしてますから、

オイル交換の時にステーターが怪しいと分かることもよくある話です。

 

分かりやすく、完全に発電しなくなっていれば故障と判断できますが、徐々に

発電しなくなるケースもよくありますから、判断の難しい時もございます。

 

また、レギュレーターが壊れていた場合、その影響でステーターの故障を誘発するケースも。。。

もっと辿れば、バッテリーが悪い場合も、レギュレーターの故障を誘発したり、

セルモーターに悪影響を与えますから、バッテリーは常にしっかりした状態にしましょう!

 

2年以上経過して、少しでも弱いと感じた時は、バッテリー交換の時期ですよ。

特にインジェクションモデルの方はご注意を。

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