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化学合成オイル

暑苦しいバイクを一台w

 

 

今年の夏も、暑くなりそうですね。

大体梅雨が明けるのが7月20日前後。

そこから8月初旬にかけて、よく晴れて、ひたすら猛暑になるパターンが

多いと思います。

 

自粛気味の息苦しい生活&じめじめした梅雨は、本当に鬱陶しいですね。

なので、梅雨が明けて晴れた日には、バイクで走りたくなるものです。

 

そこで知っておいて頂きたいエンジンオイルのお話。

 

気温が30度以上になるような晴れた日は、道路の路面温度は50度以上にも

なるといわれてます。

そんな灼熱のアスファルトの上で、渋滞にはまったりすると、空冷エンジンにとって

最悪な状況です。もちろんライダーも、熱中症にご注意を。

 

50度以上の路面の上に、100度以上のエンジン。

そんな火鉢をかかえるようにバイクにまたがっているオーナー。

ヘルメットの中はサウナ状態で、汗がタラタラです。

 

無理せず、休みましょうね!

 

人間も辛ければ、空冷エンジンにとっても休みが必要です。

通常、エンジンオイルに使用されているのは20W50の鉱物油。

昔ながらのオイルです。

 

排気量が大きいほど、エンジンは熱を持つ傾向にあります。

水冷エンジンの多くは、エンジンの中を冷却水が回り、

ラジエターに電動ファンで強制的に風を送って冷却水を冷やします。

なので、走行風が当たらなくてもある程度冷やしてくれる優れものです。

 

ところがハーレーの大排気量空冷エンジンは、日本の道路事情のことは考慮されてないので、

基本的にエンジンを冷やすのは走行風のみです。

オイルクーラーをつけていても、風が当たらないとだめです。

油温計をつけていると分かりやすいのですが、みるみる危ない油温に上がっていきます。

エンジンオイルは通常100度以上になってしまうと、オイルの性能を保持できません。

オイルの性能が下がると、調子が悪くなります。アイドリングしなくなったり、力が出なかったり。

いわゆるオーバーヒートです。

 

油膜切れを起こし、エンジン内部のあちこちにダメージを被ります。

特にシリンダー内を高速で上下しているピストン。油膜切れを起こすとシリンダー壁に

深い傷を付け、オイル上りの原因になります。悪化すれば、焼き付いてコンロッドが

曲がったり、ピストンとバルブが当たって、エンジン終了となってしまうことも考えられます。

 

しかも、一度高温にさらされたオイルは、成分が壊れてしまい、ちゃんと仕事しません。

走行距離に関係なく、交換するしかありません。

 

ここ数年の夏の高温現象は、ちょっとハーレーにはキツイと思ってます。

普通に走るだけでもリスクがある。

気温が低く、渋滞する前の早朝なら問題ありませんが、日中の炎天下の下は気を付けてください。

 

対策として、100%化学合成オイルの使用をお勧めしております。

 

鉱物油よりも圧倒的に熱に強いです。

油温計をつけて渋滞時に試したところ、鉱物油では110度近く上がってしまいましたが、

化学合成油では、100度まで達しませんでした。同じ時間で。

 

デメリットは、高価なこと。

鉱物油は1Qで¥1730ですが、化学合成油は¥3312です。

当店では、スペクトロ社のオイルを推奨してます。

 

スペクトロの化学合成油でも十分だと思いますが、高圧縮エンジンや、走行距離の多いエンジン、

カスタムされた仕様のエンジンなどには、RO'Sオイルの選択肢もございます。

RO'Sオイルに関しまして、1リットルあたり¥4200と、超高級オイルになりますが、

熱には一番強いオイルです。日本製。

熱対策が一番シビアな旧車にも、使われているオイルです。

 

灼熱の夏に向けて、対策をしておいて損はないです。

良いオイルは、間違いないですから。

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