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2020.08.11 Tuesday

夏季休業

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    12日(水)〜19日(水) 夏季休業日となります。

     

    ご迷惑をおかけしますが、ご了承ください。

     

     

    夏休み前になんとか仕上げることのできたギアカム化&ボアアップのダイナ。

     

     

    オイルポンプとカムサポートプレートはS&S製のビレットへ。

     

     

    サポートプレート内のリリーフバルブスプリングを、任意にプリロード設定できる

    ユニークな構造です。ただ、ある一定のプリロード以下に関しては、無意味のようで、

    あまりいじってくれるな!的な内容の取説でしたw

    万が一、油圧に異常が出た場合、リリーフスプリングのプリロードが関係する可能性も

    あるため、現状の位置を書き留めておきます。

     

     

    サポートプレートとギアドライブのS&S製同士の組み合わせ。なんとなくシックリきます。

    ハイカムはアンドリュースの26ですがw

     

    オイルポンプをアップグレードするのにあたり、ネット上では様々な情報が飛び交ってます。

    それらの情報の良し悪しに左右されるのは、この情報社会では仕方がないことですよね。

    ただ、パーツや使い方の構造、原理が分かっていれば、情報を精査することは可能です。

     

    オイルポンプはなんの役割?

    サポートプレートって何してんの?

     

    こういった疑問と照らし合わせて、エンジンに対してどのような影響や効果があるのかを

    調べて、材質や構造の意味を理解できれば、パーツの選定ミスはなくせるはずです。

     

    オイルポンプから送りだされるオイルの圧送量が3割以上増えるわけですから、オイルの出口が

    狭いままでは効果は半減してしまいます。だからサポートプレートも交換するのがセオリーです。

    サポートプレートは、ビレットになることによって、クランクのピニオンギアやカムシャフトを

    支える安定度が増します。つまり、無駄な動きをなくすことで、いろんなものを動かしている

    カムケース内の機械的負担も、パワーアップに負けなくなります。

    交換の理由はこれだけではないのですが、メリットは大きいと思います。

     

    オイルの圧送量が増えれば、エンジンのヒートも抑えてくれます。

    低回転時の油圧低下にも、対策できます。

    ただ、それなりに高価なパーツです。エンジン的に良いことばかりですが、性能を体感できるか?

    と言われれば、できません。と答えてしまうので、当店ではあまり出ないパーツですw

     

    今回は、カム周りと合わせて、ボアアップも行いました。

    1450cc→1600cc。

    圧縮比が8.5:1に下がる、サンダンスのピストンです。

     

    組みあげたばかりで、慣らし運転中なので分かりませんが、無事に慣らしが終わったら、

    オイル交換して、キャブのセッティングになります。

    その時に、加速性能などを確認できますから、違いが体感できるはずです。

    果たして、ボアアップして圧縮比を落としたエンジンフィーリングは如何に???

     

    今から楽しみです。

     

     

    お次は、ハンドル交換中の一コマ。

     

     

     

    なんだこれ?

    とお思いの方がほとんどでしょうねw

     

    これは、ハンドル内にグリップヒーター(ヒートデーモン)が内臓されている図です。

    左側になるわけですが、グリップボンドがべったり固まっていて、どうやって取り出そうか?

    と、頭を抱えていた時に撮った画像です。

     

    慎重にボンドを剥がし、中の基盤をゆっくりじわじわと抜き出しました。

    なんとかうまく出てきてくれたかな?って手ごたえはあったのですが、残念ながら、

    電熱基盤に入る配線の2本が根元から切れちゃいました。

    ハンダでくっつけて、補修しようかとも考えましたが、結果的に機能しなかったら

    超無駄な努力になってしまいますし、やり直す工程が膨大なので、あきらめました。

     

    お客さんには、取り出す時に壊れる可能性があります、ってお伝えしてましたが、

    これほど簡単に壊れるとは・・・

    グリップボンドを使わないタイプであれば、脱着は可能だと思いますが、過去にハンドル内で

    錆び錆びになっていたり、左右で温まり方がちがってしまうことあったりと、

    なかなか気を使う製品でしたので、最近はあまり付けなくなっていました。

     

    悪い製品ではないのですが、故障したときの手間などを考えると、ヒートグローブとかの方が

    はるかに安くて簡単なので、そちらの品質が上がってくれることを陰ながら祈ってますww

     

    最近のヒートグローブは、バイクからの電源を取らず、モバイルバッテリーで使えるみたいです。

    詳しくはないのですが、中モードにして半日くらい持つものもあるようなので、だいぶ進化してます。

    スマホなどを充電できるモバイルバッテリーが使えれば、文句なしですね。

     

     

    さて、コロナ禍の夏休み。

    本当なら、オリンピック真っ只中で、東京がさらに熱く盛り上がっていたのでしょうね。

    残念ですが、前を向いて、乗り切っていきましょう。

    良い夏休みを!

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