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折れたボルトちゃん

ジョッキーシフトキットを取り付けられた車両のため、クラッチケーブルが
左側ステップのマウント部分に取り付けられています。
おまけに、サイドスタンドもこの部分に取り付けられるので、左側のステップボードステーは
ステップの固定・サイドスタンドマウント・クラッチケーブルマウント
という3つの役割を兼任しています。
そして、フットクラッチペダルを取り付けるために、アルミのブロックが
フレームとマウントの間にかまされているのですが、こいつのおかげで
ボルトが長くなり、サイドスタンドをかけた時の負担が大きくなるようです。

ところが、この車両。
キックペダルまでついているもんですから、サイドスタンドをかけた状態で
全体重をキックペダルにかけて蹴り降ろします。
うまく一発でエンジンがかかればいいのですが、もともとセルモーターで
ギュイーンとかけるものなので、キックではなかなかかかりません。
よって、何度も蹴り降ろします。冬でも汗かくくらいに。
すると、ただでさえ負担のかかっているサイドスタンドのマウントに
さらに大きな負担がかかります。
すると、このようにポッキリとボルトちゃんが折れちゃいました。

折れたボルトを見ると、中程度の強度のボルトでしょうか。
普通に使用する分には問題ないと思いますが、キックがネックです(うまい)!
このボルトでは、キックに耐えられず、3本とも折れてしまいました。

折れたボルトを取らなければいけないので、ここからは腕と道具の勝負です。
まず、下穴を開けるためにセンターにポンチを打ちます。
成功への第一歩であるこの作業でミスると、後はグダグダになってしまいます。
しかし、折れた面はデコボコなのでこれが難しいのです。
ボルトの面にバッテンを書いて、とにかくど真ん中にポンチを打ちます。
その後、細いドリルで刃が焼けないように回転数を落としたり速めたりして
調節しながらボルトに対してまっすぐ下穴を開けていきます。
メネジはフレームなので、絶対ミスしたくありません。
一応、マウント部分に使われているボルトなので、けっこう硬いです。
こないだ暇な時に研いでおいたドリルの刃のおかげで、なんとかまっすぐ
穴が空きました。

次に、一回り大きなドリルで、これまた慎重に下穴に沿って開けます。
これがうまくいけば、あとはボルトと工具と会話しながら、逆タップで
ゆっくりと残ったボルトを出していきます。

無事、3本とも取り除くことができました。
フレーム側も一切痛んでいません。Good Job!
しびれる作業ですが、今回はうまくいってラッキーです。
ちなみに、こういった作業の工賃はけっこう高いです。
何しろ、道具が高いのとリスクがありますから・・・。

さて、これからが本当の問題です。
これに代わるボルトを対策品にしないと、また同じ繰り返し。
今回は、ステンレスのボルトにしてみますが、キックの衝撃に耐えられるか
どうかは、分かりません。
ステンレスボルト様が折れた日には、それこそ大変です。
ボルト取り除き作業は、相手が固いので難攻不落となってしまいます。

まぁ、一番の解決策は、キックをあきらめてもらうことでしょうね(笑)
キックの最中に、ボルトが全て折れた時は、そのまま左側へバイクごと
すっ転んでしまいます。こりゃ、危険!
対策を考えなければいけませんね。
| BEARDS | お仕事 | 12:16 | comments(2) | trackbacks(0) | - | - |
お見事!!
私は折れボルトを無事救出出来た試しがありません。
ボルト抜き工具買ってみようかな?
| ヒロサワ | 2007/02/23 1:27 AM |
センターに穴を開けられれば、あとは逆タップのたつ工具に頼るのみですね。
センターに穴を開けるのが、難しかったりするのですが(笑)
| ミヤタ | 2007/02/23 9:58 AM |









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