BEARDS BLOG

BEARDS MOTORCYCLE COMPANYのBLOG
年内は27日まで。新年は5日からです。

2016年、もう残りわずかですね。

 

27日(火)で年内の営業は終了です。

新年は5日(木)より営業開始いたします。

 

ご迷惑をおかけしますが、ご了承ください。

 

 

新年明けてからの1月〜2月いっぱいまで、、毎年恒例のブレーキテックキャンペーンやります。

ブレーキテックローターをお買い上げのお客様に、取り付け工賃サービスいたします。

在庫に限りがございますので、このチャンスにお考えの方はお早めに!

 

ブラック ¥43,200-(税込)

 

ゴールド ¥46,440-(税込)

 

 

 

またいつの日か、一緒に走りましょう!

ちょっと先にいって、待っていてくださいね。

 

| BEARDS | お仕事 | 13:55 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
ドライブベルトの張り調整

今のハーレーは、チェーンではなくベルトでRタイヤを駆動してます。

このドライブベルト、耐久性もあり調整ターンも長く、なかなか優れモノ。

チェーンのようにオイルが飛び散ることもないので、メンテナンスも楽なんです。

 

ただ、調整を間違ってしまうと、寿命を縮めたり、走行に問題が出てくるのは

ベルトもチェーンも同じです。

 

下の写真をご覧ください。

 

黄色い矢印で指した3か所は、ドライブスプロケット、ドリブンスプロケットのセンター。

および、スイングアームのピボットです。

この3か所が一直線上になるところが、一番ベルトが張る位置関係になります。

赤い線が、直線になるところですね。

 

この位置関係を無視して、ベルトの調整をしてしまうと、一番張るところでキツキツになってしまい、

ベルトやスプロケットシールなどを痛めてしまいます。

壊れたら、高額な修理となります・・・。

 

Rサスを換えた時、車高が変わるのであれば、きっちりとベルトの張りの調整を出すことは

絶対必要な作業です。

それに加えて、Rアクスルの左右のアライメント調整もばっちり出さないと、バイクが曲がるときなどに

変な挙動が現れ、危険です。

よく、タイヤ交換やRサス交換後などに、このアライメントがずれていたり、

ベルトの張りがおかしな車両に出くわします。

 

ハーレーの専門知識を持っている経験豊かな整備士なら、このようなことは起こりません。

ドライブベルトが緩すぎたら、エンブレ時に異音が出ます。

張り過ぎだと、Rサスの動きに連動して衝撃がきたり、各パーツにダメージを与えます。

 

締め付けのトルク管理ももちろんですが、調整という作業は、なかなか深い世界です。

適当な整備や調整は、壊してしまうことにつながりますから、気をつけましょう!

| BEARDS | お仕事 | 16:28 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
ツーリングモデルのホイールベアリング

2008年モデルからツーリングモデルにABSが導入され、アクスルの径も変わり、

ホイールベアリングが一新されました。

フロントホイールでいえば、左側にABSのピックアップセンサーが付いていますので、

こちら側のホイールベアリングはABS用のもので、マグネットが入ってます。

右側のベアリングは、普通のボールベアリングです。

 

これがABS側のベアリング。

シールドタイプのボールベアリングです。

 

問題を起こしたのはこの反対側のベアリングで、今回の車両は、フロント右側のベアリングが

粉々に壊れました。

以前にも、同様の壊れ方をしたツアラーモデルがありましたから、どうやらこのベアリング、

かなり怪しい品質かと思います。

品番は、9276 で、現在9276B となっており、2回の対策部品となってます。

つまり、何らかの問題があり、製造元で対策が2回もされているわけです。

 

これが壊れちゃったベアリング。

 

均一にならんでなければならないボールが、ぐちゃぐちゃです。

シールしているラバーも外れてました。

下手をしたら、焼き付いたりしたかもしれません。

この軸となるベアリングが壊れると、走行安定性が非常に損なわれますし、ブレーキ時に偏りが出て、

大変危険です。

高速走行時に、いきなりハンドルが暴れ出したりすることもありますから、あってはならない故障。

 

 

普段から乗りなれている愛車の変化を、気付いてくれるお客様でよかったです。

なんかいつもと違う感じが70km/hくらいで出たから見てくれ!というご依頼。

案の定、ベアリングが逝ってました。

本当に、事故にならなくてよかったです。

 

ツーリングモデルの2008年以降に乗られている方は、ここのベアリングは要注意です。

ちゃんとした点検をしていれば、まず気付ける箇所です。

乗っていて、何か不安な変化を感じたら、きっちり原因究明をしましょう。

 

| BEARDS | お仕事 | 13:59 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
年末年始休業日のお知らせ

12月28日(水)〜1月4日(水)

 

上記日程は休業いたします。

ご迷惑をおかけしますが、ご了承ください。

 

 

任意保険のロードサービス特約は入ってますか?

もしもの時のために、24時間対応のレッカーサポートロードサービスには

加入しておきましょう。

 

ご不明な方は、加入されている任意保険会社に連絡して、

ロードサービス特約についてお聞きください。

 

動かなくなってしまったハーレーを、道端に停めておくのは危険すぎます。

盗難、いたずら等、何があるか分かりませんから、確実に安全な場所へ移動しましょう。

 

事故やトラブルに遭遇してしまった時は、まずは落ち着いて、必ず警察を呼んでください。

怪我している場合は、必ず病院へ行きましょう。

そして保険会社へのご連絡もお忘れなく!

 

 

年末年始、バイクでお出かけの予定を立てている方もいることでしょう。

凍結している場所もありますから、安全運転をいつもに増して、心がけてください。

標高が高い場所の日陰は、特に危険ですから、十分に減速を!

 

楽しく元気に、新年を迎えましょうね!

| BEARDS | お仕事 | 10:23 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
H.I.D.とLEDとハロゲンと私

通常、ヘッドライトバルブはハロゲンランプが採用されています。

ハーレーのほとんどのモデルがH4というタイプのバルブです。

バルブ自体も、振動に強い耐振モデルでないと壊れてしまいやすいんです。

そして、価格が耐振モデルはちょっと高価です。

といっても2500円くらいですが。

 

このハロゲンランプの色を青白く換えるものも出ています。

バルブを差し替えるだけで明るくなる!という謳い文句で売られていますが、

実際に視認性が上がるかどうかは人によりますし、逆に路肩が見えづらくなったという人も。。。

 

明るさの強弱は、そこに大きな電力を使うかどうかです。

ハーレーの電圧は12后

ヘッドライトバルブの規格は、12坑僑亜殖毅毅廚任后

60Wがハイビーム、55Wがロービームの電力になります。

これを明るくするには、電力を増幅することになりますが、詳しくは私も分からないので

うまく説明はできません。

ただし、通常の規格なのに、100W相当とかのバルブは、異常な熱を持ちますので、

ヘッドライト内の反射板を焦がしてしまい、かえって暗くなってしまいます。

おまけに車検時に光量不足や焦点が散ってしまい、不合格となります。

 

やはり私の一番のお勧めは、耐振用の通常のハロゲンランプです。

色も温かみがあって、いいじゃないですか?w

 

 

一昔前から流行りだしたHID。

こちらは青白い刺すような光で、非常に明るいです。

ただし、数々の問題も抱えてます。

まず、取り付けのために数々のパーツが存在します。

バラストやイグナイターなど、箱モノが数点。

それらを繋いでいる大量の配線やヒューズ。

それらがこの画像です。

これはしまうスペースのほとんどないスポーツスターにHIDキットが装着されていたのですが、

時々つかなくなったり、異常に電圧を食ってしまうことがあったりと、5年経過したあたりから

諸問題が発生してきたため、取り外しました。

この量、ハンパないですw

しまいきれない分はサドルバッグにしまっていたほどですからww

 

あと、HIDは起電力が相当高く、ONにしてから数秒はセルを回せません。

コンピューター制御の車両には、ECMに入る電圧が落ちると様々なトラブルを引き起こすので、

これは大きな問題かと思います。

あと、バラストがラジオを壊してしまったり、ECMのエラーを引き起こす事例もあります。

明るすぎるために、ライトの反射板を痛める可能性も高いです。

 バイクにつけるにはデメリットの方が多く、私としましてはお勧めできません。

 

 

最後にLED。

こちらはここ最近でずいぶんと性能と信頼性が上がってきたようです。

バルブのみを交換するタイプもあれば、ヘッドライトユニットごと交換のものもあり、

値段も差があります。

色は白っぽい感じで、使用電力は非常に低いです。

熱に弱いという弱点を、近年のモデルは打破しつつある??ようですが、

これからの主流は、LEDになるのは時間の問題でしょう。

 

ただ、私はハロゲンの黄色がかった色が好きですけど。。。

 

立ち上がりが速く、消費電力が少ないというのは、とてもいいですね。

 

 

それぞれメリット・デメリットがあります。

安価なモノをとりあえずつけたら、反射板を焦がして、ヘッドライトユニット交換に

なってしまった・・・なんてこともありますから、しっかりと考えてから決めましょう!

| BEARDS | お仕事 | 14:45 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
バイクの積載を考える

個人的には、バイクってシンプルなほど ”好き” です。

保安部品を取り外したバイクの美しさといったら・・・

ただ走ることだけを目的とした造形美は、うっとりするほどです。

 

ただ、こればかりは個人差があり好みのことなので、人それぞれ。

便利なものはたくさんありますからね。

 

ハーレーの最上級モデルは、言わずと知れたツーリングモデルのウルトラです。

風をさえぎるフェアリング、路肩を照らすフォグランプ、オーディオ、

左右のサドルバッグ、大容量ツアーパックなどなど、ノーマルの状態で

様々なものが装着されており、まさにラグジュアリー感がすさまじいです。

 

シンプルなバイクが好きな私にとって、ウルトラはまさに真逆の存在なわけですが、

やはり荷物がたくさん入る箱があったり、音楽が聞けたり、高速走行が楽だったりと、

ツーリングを楽しむライダーにとって、その利便性は大きな魅力でしょう。

 

さらに、オプションパーツも数えきれないほど出てます。

さらに荷物を載せられるラックやインナーバッグ。

無線やオーディオパーツ、タンデムシート用のアクセサリー・・・・

 

乾燥重量で400kg近くある車体に、数々の荷物、二人乗り。

揺れるエンジン、ストップ&ゴーの多い交通事情。

 

バイクは車と違って2つしかタイヤがありません。

バランスを取りながら走る、乗り物です。

つまり、過積載や無理な運転は、バランスを崩します。

シャーシやフレームにかかる負担も考えなければ、事故につながります。

そこを見落としてしまわないよう、ちょっと考えてみましょう。

 

 

こちらの赤い矢印、上側は、2人乗りのさらに後方にツアーパックが付いてます。

下側は、タンデムシート上についてますから、2人乗りできません。

どちらがバランスをとりやすいか?想像に難くないでしょう。

後ろにオフセットして装着されている方が、バイク本体から重心が離れているので、

不安定だし、積載重量も少なくしなければいけません。

 

 

 

こちらは、オプションパーツであるツアーパックラゲッジレールとバッグの写真です。

ツアーパック本体だけでも15kg以上の重量があり、70リットルの大容量ですから、

フルフェイスヘルメット2個が楽々入ります。

そのツアーパックのさらに上側に、荷物をのせるキャリアが、この写真です。

 

言いたいことは、もうおわかりかもしれませんが、ツアーパック内もその上側にも、

重いものを積んではいけません。

 

どれだけリアタイヤに荷重がかかるのか?

重いものがバイクの高い位置にあると、バランスはどうなるのか?

 

ツアーパックの上蓋に収納バッグもオプションで出てますw

 

はっきり言って、ツアーパック周りに入れる荷物は、衣類とかヘルメット程度の軽いモノじゃないと危険です。

重いものは、サドルバッグに入れた方がまだいいと思います。

 

 

下の写真をごらんください。

赤い矢印は、ツアーパックをサポートフレームに止めているボルトの位置です。

全部で5か所でとまってます。

黄色い囲いは、そのサポートフレームが、バイクのフレームに取り付けられている場所です。

4点でとまってます。

 

 

このサポートフレーム、中空のスチールパイプです。

ハンドルよりも細く、取り付け穴や潰し加工などがされており、強度はどうなんでしょうか?

イ●バの物置が作ってくれてれば安心ですけど、アメリカンですw

 

 

で、実際にこのサポートフレームがへし折れたのがコレ!!

 

 

取り付けの穴の辺りで左右ともボッキリ折れてます。

後ろ側2点のみで、ぐらぐら状態でツアーパックを支えてました。

もしも気付かずにこのまま走っていたら・・・・

タンデムの人が背もたれにする役割もあるツアーパックですから、人もツアーパックも後ろに落ちたかもしれません。

 

 

ツーリングモデルの後ろ周りは、マフラー・フェンダー・サドルバッグサポート・フレームが

それぞれみんなを支えながら強度を出してます。

ですから、そのうちの1か所でも折れたり外れたりすると、他の場所にかかるストレスが倍増し、

思わぬトラブルを招きます。

 

 

ちなみによく折れるのは、こちら。

 

マフラーとフェンダーレールを支えるステーです。

このように折れると、よく揺れるマフラーの振動の支えが無くなり、反動で弱いところにストレスかけます。

今回は、ツアーパックを支えているサポートフレームを破壊したんだと想像します。

もともと過積載や経年劣化で、サポートフレームにクラックが入っていたのでしょう。

 

 

バイクをみがいている時やアイドリング中に、なんかおかしな揺れや音を感じたら、きっちり調べないと危険です。

今までのケースで、折れやすいところやストレスがかかり易いところは、点検時に確認してますが、

思わぬところにトラブルがでてしまうこともありますから、普段から積載量は気にかけてください。

 

ウルトラはお金がかかりますね・・・涙

 

| BEARDS | コラム | 13:21 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
2016 忘年会のお知らせ

年末が近づいてまいりました。

忘年会の日程をお知らせいたします。

 

 

2016 ビアーズ忘年会

 

12月10日(土)

 

場所:藤沢駅近辺 

   (決まり次第参加者の皆様へお伝えします。)

 

20時半 スタート予定

 

予算 4000円〜5000円程度

 

参加締め切り 12月4日(日)営業時間まで

 

 

人数が決まり次第、お店の予約をしますので、締め切りまでご連絡ください。

よろしくお願いします。

| BEARDS | お仕事 | 11:09 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
ブーツのススメ

11月に入りました。

これから寒い冬がやってきます。

バイクに乗るなら防寒対策は必須ですね。

足元は、ブーツじゃなきゃ寒くて乗ってられません。

足先の感覚がなくなるし、シフトチェンジも痛いw

足首を完全に覆ってくれているブーツは防寒も安心感も抜群です。

 

ちなみに、ハーレーに乗る時は、夏でもブーツをお勧めします。

暑いですけど、体を守るためにはやはりブーツです。

スニーカーだと、シフトチェンジの左側だけ激しく痛みますww

 

これまで私は、何度もブーツに救われています。

そのたびに、スニーカーだったらヤバかっただろうなって思うんです。

 

ターンパイクで激しく転んだ時、レッドウィングのワークブーツは

ボロボロになりましたが、足首のねん挫程度ですみました。

筑波サーキットの第一コーナーでは、2度ほどやらかしてますが、

ライディングブーツのおかげでかすり傷一つ負いませんでした。

最終コーナーでフルバンクさせているときも、右足の小指あたりが路面とこすれましたが、

ブーツのバンクパッドが削れるだけです。

そのほかにもいろいろありましたが、コケた時を思い返すと、すべてブーツを履いてました。

 

これは仕事で使ってるチペワのエンジニア。

以前、試乗中にスリップしてすっ転んだ時、右足がバイクと地面に挟まれましたが、

スチールトゥのおかげで無傷でした。

ただ、ブーツにはその時の傷が激しく残っていて、傷からスチールがむき出しに・・・

この仕事をしていると、普通に使用していてもブーツの痛み具合がハンパないです汗

ちなみにこのチペワ、4足目ですw

 

 

 

こちらはツーリングの時などに履いているウェスコのボス。

スチールは入ってないので、シフトアップの時に親指が痛い時がありますw

まだまだ履きこなしてないので、ガンガン履きこみたいのですが、

仕事に使うには気が引ける・・・涙

 

 

そのほかにもレッドウィングのエンジニアは高校生のころ買って、

ソールを2度交換しながら長年履きこみました。

いい感じに味が出てきたのですが、足がごつくなったのか??

30歳をこえたころからきつく感じだし、今は履けません涙

レッドウィングは、ペコスや編み上げのワークブーツ、アイリッシュセッターなど、

代表的なモデルは一通り履き込みました。

どれも傷がついてますが、バイクに乗っているときについたものがほとんどです。

 

足を守ってくれるブーツ。

とても大切な存在です。

みなさんもこだわりのブーツがあるんじゃないでしょうか?

たまにはオイルを塗って、大事にしてあげてくださいね!

 

 

| BEARDS | コラム | 12:53 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
クラッチのスラストベアリング

ハーレーのクラッチは、国産車のようにレバー等で容易に遊びが調整できるものとは、ちょっと違います。

 

クラッチ本体の調整をしてから、ワイヤーで規定の遊びにする。

 

これが基本です。ということは、クラッチのつながる・切れる位置を任意に調整できないってことです。

レバーの形状やライトクラッチなどを組めば、近くなったような感じになったりしますが、根本的に、

クラッチの調整方法は変わらないので、非常に微妙です。

下手に近くしたりすると、引きずりを起こし、ギヤの入りも難くなります。

逆に遠くすると、クラッチが滑ります。これまたクラッチ版を痛めますね。

どちらもクラッチ、その周辺パーツにダメージを与えちゃいますから、クラッチ調整ひとつとっても、

きっちり構造や役割を理解しないといけません。

 

しかしながら、しっかりと調整していても、使い方や乗り方によっては壊れます。

機械ですから、消耗パーツもあります。

半クラを多用していたらどこに負担がかかるのか?

レースなどで使用する高回転域でのシフトチェンジを多用するとどうなる?

壊れる程度もありますが、きちんとした調整とオイル交換で、寿命は大きく変わります。

 

さて、今回ご紹介するベアリング。

ビッグツインに使われているクラッチのスラストベアリングです。

スポーツスターはなぜかラジアルベアリングw ←こいつの方が壊れます。涙

 

このスラストベアリングは、

クラッチレバーを握る → レリーズランプのレバーを引っ張る →

レリーズランプの玉が反対側のランプを押してクラッチプッシュロッドを押す →

クラッチプレッシャープレートが押されてクラッチが切れる

この一連の流れの途中で重要な役割を担ってます。

 

クラッチプッシュロッドを押す際に、レリーズランプとの間に入っています。

クラッチプッシュロッドは回転してますから、それを押す部分が回転する力を逃がさないと

レリーズランプもプッシュロッドも金属が摩耗してしまいます。

それを防ぐためにスラスト方向のベアリングが入れられてます。

 

ところが、調整不足やオイルレベルが少ないなどの理由で、スラストベアリングが

粉々に壊れてしまいます。そのまま気付かずにいると、先ほどの金属部分が摩耗して

修理費が飛躍してしまいます。

 

壊れたスラストベアリング。

ベアリングを挟みこんでいる厚めのワッシャーも偏摩耗してます。

本来なら、真っ平らなワッシャーです。

きれいに摩耗してますねw

 

このように、傘のような物体の先っちょにスラストベアリングはついてます。

傘のような物体はオイルスリンガー&プッシュロッド受けです。

こいつでオイルをかきあげて、ベアリングに給油します。

なので、かきあげる適度なオイルレベルじゃないと、スラストベアリングはすぐに壊れますよね。

 

 

クラッチサイドカバーを外したところ。

スラストベアリングが壊れている場合、ミッションオイルにスラッジが混ざってます。

クラッチ操作も、微妙に遊びがおかしいので、点検時に気が付くことが多い箇所です。

 

動力を伝える大事な役割を担っているクラッチ。

点検、調整は確実に!

| BEARDS | お仕事 | 13:13 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
ブレーカーとかヒューズとか

自宅でブレーカーが落ちる!という現象を、みなさん体験したことがあると思います。  

エアコンと電子レンジ、乾燥機なんかを同時に使うと、いきなり真っ暗!!

玄関あたりにある配電盤をみると、メインのブレーカーのレバーが下がってますよね?

そこに30Aとか60Aとか書いてあると思います。

 

A(アンペア)は、電流です。

それ以上の電流が流れると、ブレーカーが電気をシャットアウトします。

火災などを防止するためについているわけですが、バイクや車などにも同じモノが付いてます。

 

年式によって、ちょっと違いがありますが、最近のモデルだとメインヒューズ、

エボや初期のツインカムだとサーキットブレーカーと呼ばれるものがついてます。

 

ヒューズは目視して切れているかどうかが簡単に分かりますが、サーキットブレーカーは

中身が見えません。

こんなヤツです。

 

この箱の中は、こんな風になってます。

 

 

 

 

この金属の板は、バイメタルと呼ばれるもので、熱が加わると反り返る特性になっています。

熱膨張率の違う金属を貼り合わせた合金です。冷めると、もとの状態に戻ります。

 

大きな電流は細い配線などを流れようとするとき、流れきれない分は熱になります。

川の水に例えると、大雨で川の水が増水すると、溢れてしまいます。

また、いきなり川幅が小さくなっても、水は溢れます。

電流も同じで、溢れた分が熱になるわけです。

 

なので、30Aのヒューズやブレーカーに、30A以上の電流が流れようとすると、

ヒューズの場合は中の金属が焼け切れ、ブレーカーの場合はバイメタルが反り返り接点を開いて

電流の流れを遮断します。

そうやって、バイクの配線や機器を守り、燃えたりして危険な状況を回避してくれる

とても大事な存在なのです。

 

ところが、経年劣化や古いサーキットブレーカーは、バイメタルの特性が変わってしまい、

ブレーカーが落ちたまんまになってしまったり、セルを回した瞬間に電源が落ちたりと、

悪さをしてしまうことがあります。

 

おそらく、そういった不具合やコストを減らすために、ヒューズ方式に変わったのでしょう。

スポーツスター、エボや初期のツインカムに乗られている方で、年数が経過した車両は、

予防のためにサーキットブレーカーを換えておいた方がいいかもしれませんね。

| BEARDS | お仕事 | 17:05 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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