BEARDS BLOG

BEARDS MOTORCYCLE COMPANYのBLOG
よくあるトラブル

強風でヅラが飛んで行ってしまった方もいるかもしれません。

すごい風・・・バイクにとっては非常にストレス。

特にトンネルの出口での横風は大変危険なので、しっかりとバランスの取れる体勢で

運転しましょう。

 

さて、スポーツスターにみられる、よくあるトラブルのひとつとして、

「ニュートラルランプが点かない」ことがあります。

 

IMG_4281.jpg

 

インジケーター上にある「N」が点かないと、クラッチレバーを離すのが

おっかなびっくりになりがちで、これまたストレスですね。

 

主な原因は2つ。

1つは、単純にインジケーターランプのバルブ切れ。

年式によって違いますが、ウェッジバルブを使っているモデルは、経年劣化による

バルブの焼けや球切れにより、暗かったり点かなかったりします。

 

もう一つは、ニュートラルスイッチの故障。

こちらがニュートラルスイッチです。

 

IMG_4282.jpg

 

この小さなスイッチ、どこにあるかといいますと、下の画像のドライバーで

指している箇所です。

IMG_4280.jpg

見えづらいのは、フロントスプロケットが半分以上覆っているからです。

つまり、フロントスプロケットを外さないと、交換できません。

フロントスプロケットを外すには、マフラー外して、スプロケカバーを外します。

面倒な場所ですね。。。

 

ここで気を付けなくてはならないのは、フロントスプロケットの脱着。

逆ネジの上、角度締めになります。

専用工具も必要です。

 

日曜大工ならぬ日曜整備士の方々にとって、専用工具とは一つの壁ですね。

たいてい高価であり、一度しか使わないことになりかねない。

よって、サンデーメカニックは、どうにかして専用工具を使わずに作業して、

うまくいくこともあれば、壊れてしまうこともあります。

サービスマニュアルすら持っていないのは、無謀ってやつです。

 

特に、このフロントスプロケットは、規定トルクで締めた後、30度〜45度の

角度締めを行い、さらに回り止めとしてプレートを取り付けます。

まれに緩んでしまうことがあるので、点検時には必ずガタをチェックします。

それに気が付かず、走っていると、ある日突然、動力が伝わらなくなります。

スプロケットのスプラインがきれいに削れてしまうんです。

そうなると、高額修理となってしまいますから、やはりちゃんとした取り付け方法を

行わないといけない場所です。

 

これも大事なのですが、ベルトのテンションを緩めないと、スプロケットをスプラインに沿って

取り付けるのは困難なので、Rホイールを前にずらすことを怠ってはいけません。

横着して無理な力でやろうとすると、スプラインに傷がついたり、ベルトに

余計なストレスがかかり、ベルト切れの原因にもなります。

 

IMG_4279.jpg

 

ニュートラルスイッチの締め付けトルクにも注意が必要です。

以前まで6Nmくらいの弱々しいトルク値でしたが、現在のマニュアルでは

もう少し高いトルク値になっております。

規定トルク以上で締め付けると、スイッチが壊れるのでこれまた注意。

 

そんなこんなで、ニュートラルスイッチを交換するだけなのに、いろいろと

気を付けないといけない点があります。

それはほかの整備でも同じです。

 

中古車などを仕入れたとき、このようなよくあるトラブル箇所は、誰かがどこかで

交換済みだったりするわけですが、きちんとトルク管理やアライメントが

出ているものもあれば、まったくダメなものもあります。

 

二次災害的な故障やトラブルが出る前に、見つけられるか?

納車整備の際は、このような視点で行いますので、時間も労力もかかりますが、

当店で購入されたお客様に、安心して乗っていただくために、日々、ノウハウを

蓄積し、活かしていきたいと考えます。

プラス、中古車6か月保証がありますので、ご活用くださいね!

 

 

 

| BEARDS | お仕事 | 15:17 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
外したいパーツ

暖かくなってきて、バイクシーズン到来!

当店も、繁忙期に突入です。

すっかりブログの更新が滞ってしまいました。。。

ネタは溜まっているんで、ちょいちょい小出しにしていきますね。

 

さて、メカニックからみて、外したくなるパーツのお話。

ハーレーのカスタムパーツには、見た目重視のものが多いので、メンテナンス性を妨げたり

重量がかさんで走行性能を下げたりしてしまうことがあります。

特に、ブレーキ周りのカバーなどは、放熱しなくてはいけないのに、カバーで覆ってしまい

熱が中にこもり、パッドやブレーキローターに悪影響を及ぼすことも・・・

外したい!

 

エンジン回りのカバー類も同様、プライマリーカバーにクロームカバーとか、

クランクケースにクロームカバー、セルモーターやオイルポンプを覆うカバー・・・

これらのカバー類は、オイル漏れの発見を見逃したり、空冷エンジンの放熱を妨げたり、

あちこちに干渉して異音の原因になったりと、メリットよりもデメリットの方が

多いと感じます。

 

せっかくお客様がお金を出して取り付けたパーツですから、無理に外しましょうと

積極的には言えませんが、トラブルが始まってしまってからでは遅いので、

良からぬパーツには、心を鬼にして申し上げております。

 

そんな中でも代表的なこちらのパーツ。

IMG_4272.jpg

プライマリー側のクランクケースカバーです。

このカバー、止めているのが一点のみで、クランクケースのボルトと共締めです。

おまけにクロームボルトを使用しているので、アルミのメネジを痛めやすいおまけつき!

そんな状況にもかかわらず、脱着する頻度が高いのが問題です。

 

下の画像をよーくご覧ください。

 

IMG_4273.jpg

オイルクーラー手前のCKPセンサーを覆ってくれているもんだから、

オイルフィルターが外せません。

これにより、オイル交換・フィルター交換のたびに、カバーも外さなくてはなりません。

 

車検の時も同様、このカバーの下には、エンジンの打刻があり、検査官が必ず確認します。

つまり、車検時、オイル交換時には、必ずこのカバーを脱着しなければいけないわけで、

アルミのクランクケースのメネジが傷む可能性は恐ろしく高いのです。

 

クランクケースのメネジが逝ってしまったら、最悪エンジンおろしてケース修理、交換・・・

なんてことになりかねません。

規定トルクがかけられなければ、ここからオイルがにじんだり漏れてきますから、

金属や機械のことをよくご存じの方なら、何度も締めたり緩めたくない感覚、

嫌な予感が働くと思います。

 

こういったリスクがあることを知っていただくことは、永く愛車と付き合っていくうえで

大変重要だと思いますので、嫌な顔をしないでくださいねw

| BEARDS | お仕事 | 16:24 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
バッテリー充電器の注意事項

冬はバッテリーにとってつらい時期です。

バッテリーテンダーなどの充電器をつないであるから大丈夫!!と、

ご安心の皆さま、これからお知らせするいくつかの点にご注意を。

 

まず、バッテリー充電器をつないだ時に、インジケーターランプをご確認ください。

IMG_4123a.jpg

このように、家庭用のコンセントと、車体のハーネスをつないだにも関わらず、

ランプが点灯していないのであれば、バッテリーはまったく充電されていません。

また、プラスマイナス逆などの間違ったつなぎ方の場合、ランプは赤く警告灯として

光ります。(メーカーによって色は違います。)

 

ランプがつかないのであれば、まずチェックしてもらいたいものがこちら。

IMG_4120a.jpg

車体側についているハーネスの赤い矢印部分に、ヒューズボックスがあります。

その中に、こんなヒューズが入っているはずです。

IMG_4124.jpg

7.5A(アンペア)の板ヒューズです。

これが切れていたら、充電器のインジケーターランプは点灯しません。

オートバックスなどに同様のものが売ってますから、交換してください。

また、なぜヒューズが切れてしまったのか?

原因を突き止めないと新しいヒューズをつけても、すぐにまた切れてしまいますから、

原因究明は重要です。

 

バッテリーに充電器ハーネスを取り付ける際、プラスとマイナスが触れなかったか?

接続プラグ部分が水に浸かったりしなかったか?

どこかで配線が挟み込んでいるなどして、ショートしていないか?

簡単なところですと、こんなところをチェックしましょう。

 

問題なくつなげられれば、このようにランプが光ります。

IMG_4122a.jpg

黄色やオレンジのような色であれば、充電中という意味です。

このランプがグリーンに変われば、充電完了。

充電器が自動的に充電を一時停止して、過充電を防ぎます。バッテリーの電圧が

下がってくれば、自動的にONになり、充電再開します。

 

ここで注意ポイント。

バッテリーが弱いと感じて、充電器をつなげます。

問題なくインジケーターが黄色に点灯。充電開始したはずなのに、即グリーンになってしまう・・・

こんな状態になるのであれば、バッテリー自体が劣化している可能性が高いです。

 

バッテリーは消耗品です。いくら充電器をつなげているからといって、永久的に使えるものでは

ありません。つなぎっぱなしにしていても、2〜3年も経てば、バッテリー自体が弱ります。

いつバッテリーを交換したのかを、覚えておくことも重要です。

 

 

そして、サンダーマックスをつけている方には、一番注意していただきたいこと。

装着後、必ずお伝えしておりますが、時間の経過とともに忘れてしまう方がいらっしゃるので、

お気を付けください。

バッテリーが弱い、もしくはあがってしまったとき、インジェクション車に関しましては、

車などのバッテリーにつないでジャンプコードでかけようとするのは絶対に禁止です。

ECMが壊れることがあります。

ECM本体が壊れてしまうと、手痛い出費になります!

ジャンプしてしまった後にウントモスントモ言わないとか、まともにアイドリングしないなどの

症状が出てしまったら、コンピューターが何らかの影響を受けてしまった可能性が高いです。

そうなる前に、まずは、当店までお電話ください。

 

モバイルバッテリーブースターというアイテムも出てます。もしもの時は、専用の

ブースターをお使いください。詳しくは、スタッフまで。

| BEARDS | お仕事 | 10:42 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
経年劣化のゴムホース

当店が得意とする年式は、90年代から2000年代のキャブ車です。

それは、ディーラー時代に新車として扱っていた経験と、実際に所有して乗ってきた

メリット・デメリットを肌で感じているからでしょう。

 

今年は2018年。さすがにキャブ車=古い、インジェクション車=高年式という感覚は

そろそろ間違ったものと認識しなければいけません。

10年前って、世間一般からすれば、十分古い車両ですよねw

 

得意とする年式に関しまして、そろそろ15年から20年以上年月を重ねているわけで、

普通に乗っていても、何かしらの不具合が起きてきます。

 

そんな中、タイヤやオイルシール、ホースなどのゴム製品のお話です。

写真は、90年代後半のスポーツスターです。オイルドレンホースあたりにオイルが

垂れてきているということで、オイルリークの場所を探していきます。

IMG_4747.JPG

上の写真は、バッテリートレイを外した状態でオイルタンク裏側のフィッティングを

点検しているところです。

このオイルタンク裏から出るドレンホースが今回のオイル漏れの原因だったわけですが、

20年以上の年月で、オイルホースはバッキバキに固くなり、ゴム自体が限界を迎え始めていたので、

オイルタンクとオイルポンプのフィードとリターンホースや、オイルクーラーのホースも一新します。

オーナーさんがゴム製品の大手に勤めているだけあり、全部換えてくれという指令出てましたしw

 

IMG_4752.JPG

オイルタンクを外し、裏側にクラックなど入っていないかチェックします。

マウント方式の違う、90年代前半のスポーツスターは、オイルタンクから出る

バッテリートレイのステーの溶接部分にクラックが入り、オイルが漏れてきます。

構造上の問題でしたから、途中から対策されましたが、未対策車両は、注意が必要です。

今回の車両は対策後の年式なので、何も問題ありませんでしたが、トランスミッションの

ブリーザーホースの取り回しが良くなく、オイルタンクのふちに挟まれていたので

気が付けて棚から牡丹餅でございます。

ちなみに、このブリーザーホースが折れ曲がったりしてしまうと、ミッション&プライマリーケース内の

圧力が逃げず、最悪クランクケースのオイルシールが破損したり、クランクケースの

合わせ面からオイルが漏れてきます。そうなったらエンジンを降ろすような修理です涙

 

IMG_4748.JPG

これが今回のオイル漏れ原因ホース。オイルタンクからオイルポンプに行くホースと

ドレンホースに分岐する三又があるため、たくさん使われているホースクランプの

一個でもゆるんだりするとオイル漏れが始まります。

ちなみに、これらの純正ホース、三又フィッティングなど、すべて廃盤・・・・・

社外パーツや汎用品、インチ企画のホースで対応するしかありません。

 

IMG_4749.JPG IMG_4750.JPG

こちらの写真は、オイルポンプです。

カムケースの下側にあります。

オイルタンクとこのポンプとの間には、2本のホースでつながれています。

カムケースの内圧とオイルタンクの内圧を調整するホースも一本、ございます。

 

この辺りは、ケースが邪魔をして非常に作業がしづらいです。

純正のクランプを使うと、カシめるのに工具が入らないので、ネジ式のホースクランプで対応。

純正にこだわるのであれば、カムケースは外さないといけません。(パーツ、廃盤ですけどねw)

 

IMG_4751.JPG

 

 

IMG_4753.JPG

そして今回の交換してはずしたホース類。

どれもが経年劣化で非常にもろくなってました。

10年以上経っているゴム類は、注意が必要ですね。

 

これらのホース、耐ガソリン・耐油のものでないといけません。

それと、内径が合わないと、オイル漏れの原因となります。

下手なホースを使うと、あっという間にオイル漏れ、はたまたガソリンにやられ

ゴムが溶け、エンジンがぶっ壊れることもあります。

用途と材質の意味を理解すれば、間違うことはありません。

これらはケチったらダメですね。

 

ということで、そろそろ気になる年式にお乗りの皆さま、何かのタイミングで

予防修理をお勧めいたします。

| BEARDS | お仕事 | 10:12 | comments(1) | trackbacks(0) | - | - |
2018寒中ツーリング開催のお知らせ

2018寒中ツーリング

 

2月25日(日)

 

三浦半島 城ヶ島へ渡ってマグロを食べよう!

 

 

※集合場所・集合時間等は、参加者の方へ、後ほどお知らせいたします。

 

参加希望の方は、2月23日(金)18時までに

当店までご連絡ください。

 

★★★ 現地解散・雨天中止 ★★★

路面状況などにより危険と判断した場合は中止します。

その際は、前日に電話連絡いたします。

 

 

今年は2月25日の開催です。目的地は近いですから、集合時間は遅めになると思います。

海沿いのルートをゆっくり走って、城ヶ島に渡ります。

城ヶ島大橋を渡る際に通行料金(50円)が必要です。あらかじめご用意ください。

 

城ヶ島にある「しぶき亭」にて、海の幸をいただいて、解散。

三浦半島から鎌倉方面へ、海沿いのルートは天気が良ければ絶景です。
太平洋の水平線・江の島・富士山・伊豆半島、これらを一望しながらバイクで走ると、
気分はかなり上がりますよ!
寒い冬のほうが空気の透明度が高いですから、この時期が旬ですね。
バッテリーは大丈夫ですか?w
皆様のご参加をお待ちしております!
| BEARDS | お仕事 | 10:47 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
NEWスタンプカード

10年ぶりに当店のスタンプカードを刷新いたしました。

ちょうど年も明けて、いいタイミングで新旧交代です。

 

 

ここで当店のスタンプカードの内容をあらためてご紹介いたします。

 

まず、現金1万円につき、1スタンプが原則です。

カードの場合は、2万円につき、1スタンプになります。

 

スポーツスターの方の場合、15ポイントたまったら、一回分のオイルクーポン、

ビッグツインですと、20ポイントで1回分のオイルクーポンになります。

 

この一回分のオイルクーポンの内容ですが、

 

スポーツスターの場合

 エンジンオイル(スペクトロ ヘビーデューティー20W50)

 STL(スペクトロ スポーツトランスルーブ)※100%化学合成

 オイルエレメント

 

ビッグツインの場合

 エンジンオイル(スペクトロ  ヘビーデューティー20W50)

 プライマリーオイル(スペクトロ プライマリーオイル)

 トランスミッションオイル(スペクトロ 6SPEEDギヤオイル)※100%化学合成

 オイルエレメント

 

これらの交換工賃を含む一式の作業のクーポン券として、ご利用いただけます。

参考までに、金額にしてみると、

スポーツスターの場合で、約12000円ほど。

ビッグツインの場合ですと、約14000円〜15000円ほど。

 

期限はありません。ただし、他人への譲渡はできませんのでご注意ください。

 

当店で使用しているオイルですが、基本はスペクトロ社です。

ハーレー専用オイルとして開発され、長年にわたり世界中のカスタムショップで扱われている

定評のあるものです。

特にギヤオイルに関しましては、当店は特に気を使っているところでありまして、

高価な100%化学合成油をあえて使ってます。

スポーツスターの弱点であるトランスミッションやクラッチを極力守るためだったり、

ビッグツインでもギヤのうなり音やヘリカルギヤを守るため、少しでも良いオイルを

入れたいというのが理由です。

 

さらに、エンジンオイルのハイグレードですと、RO'sオイル(ローズオイル)、

スペクトロの100%化学合成油をご用意しております。

(オイルクーポンとの併用の場合は、オイル代の差額分のみいただきます。)

RO'sオイル 1リットル ¥3800

スペクトロ化学合成油 1クォート ¥3132

 

1クォート=946ミリリットル となりますが、面倒なので細かい計算はしませんw

 

 

当店のスタンプカードですが、おかげさまで非常のご好評をいただいておりまして、

案外すぐ貯まる!とか、期限を気にしなくていいのは助かる!とか、悦びの声が

チラホラと聞こえてきますw

車検やカスタムなどでご利用いただくと、あっという間に数枚分のオイルクーポンになり、

数年分のオイル交換が無料で行えます。

乗らなくてもオイルは酸化したり水と混じって乳化したりしますから、最低でも

1年に1度はすべて交換したいところです。

 

スタンプカード、ぜひとも有効活用してくださいね!

| BEARDS | お仕事 | 16:45 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
クラッチのトラブル

今年最後の投稿になります。

年内は26日(火)まで。年始は4日(木)からの営業となります!

 

さて、私も自分のスポーツスターで経験しましたが、クラッチのトラブルについて

いくつか挙げていきます。ミッションではありません、クラッチですよ!

 

その一

なんとなくニュートラルが入りづらいな〜という経験は、皆さんもされているかと思います。

そのほとんどが、クラッチケーブルの初期伸び・ライトクラッチキットの遊びによるものです。

この場合、ケーブルアジャスターを調整してあげれば、解決いたします。

 

その二

急にクラッチレバーの遊びが増えた、あるいは遊びがなくなった。1速に入れると

クラッチを切っているのに車体が前に進もうとする力を感じる。

この場合、軽症か重症に分かれます。

重症はその三で説明しますね。

軽症の場合。スポーツスターですと、リリースベアリングの破損がほとんどです。

このベアリングに関しましては、以前のブログでもピックアップしましたが、

日本の道路事情に合わない構造のため、渋滞にはまったりして半クラッチを多用したりすると

壊れてしまうものです。当店では点検時には、必ずベアリングの状態をチェックしますので、

少しでもベアリングに異常を感じたら、交換してしまいます。

工賃込みで、5000円ほどでしょうか。

ビッグツインの場合、クラッチプッシュロッドの先にあるニードルベアリングの破損が

ありますが、このベアリングが破損していても、案外普通に乗れてしまいます。

ただ、そのまま乗り続けると、粉々になったベアリングの破片が、ほかのベアリングや

ギヤなどに悪影響を及ぼしますので、少しでも異変を感じたならば、一度点検されたほうが

よろしいかと思います。

 

その三

やってまいりました。重症のケース。

ニュートラルに入ったり入らなかったり、各ギヤに変速しづらい、引っかかるような感じ。

温まってくると症状ひどくなるなど、明らかにクラッチ操作の不調が感じられるはずです。

ビッグツインでは滅多に起きませんが、スポーツスターでは私自身も経験ありです。

クラッチ板の間にあるスプリングプレートの破損によって、周りのパーツが損傷します。

こちらがリベットが粉々になり構成パーツが飛び散ったスプリングプレート。

IMG_4622.JPG

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ここまで壊れてしまうと、飛び散った構成パーツがクラッチハブとシェルの壁を傷つけます。

IMG_4619.JPG

IMG_4620.JPG

この壁に傷がついてしまうと、クラッチ板がスムーズに動かず、動力伝達がうまくいかなくなります。

画像の車両はスポーツスターですが、この場合、クラッチの異変を感じてから、リリースランプの

調整を無理にしてしまったことで、症状は悪化してしまった可能性が高いです。

異変を感じた後、100kmほどんの走行で、高額なクラッチシェル、ハブがお亡くなりになりました。

IMG_4618.JPG

IMG_4621.JPG

純正パーツで金額を調べると、驚愕しました。

クラッチハブで5万円近く、クラッチシェルはなんと13万円以上です・・・

クラッチ板も、フリクションプレートで8500円ほど(8枚必要!!)

スチールプレートで1枚3500円ほど(6枚必要!)

部品代だけで、軽く30万円を超えます。涙

 

代わりになる社外のパーツも調べました。

V-TWINからハブやシェルがあります。値段は半分以下です。

クラッチ板も、社外で評判の良いものがあります。

それらをうまく使って、調子良く直れば最高なんですけど。。。。

 

私のスポーツスターもスプリングプレートのリベットが飛び、壊れました。
ディーラーで働いていたころ、ハーレージャパンの講習で都内に愛車のスポーツスターで

行った帰りのことです。信号待ちで突然ニュートラルが入りづらくなり、途中で

ケーブルアジャスターを調整しながら走ったのですが、20kmを超えたくらいから

症状が悪化。

しばらくエンジン停止して、冷やしたら多少症状が改善されたので、何度も途中で

停まって冷ましながら藤沢まで帰りました。最後のほうは、信号で止まるたびに

エンジンもストップさせ、半分押し掛け状態でしたw

帰ってから早速クラッチを点検してみると、スプリングプレートが破損しているのが

分かり、そいつを交換。幸いなことにシェルとハブ側には傷が入っておらず、

クラッチ板の交換で済みました。

ただ、この時に入れたクラッチ板純正が高価だったので、バーネットを入れたんです。

そしたらニュートラルのみ、入りづらい症状が残ってしまいました。。。。。

あとから調べたら、当時のバーネットのクラッチ板は、使うオイルによってトラブルが

あったようです。

金額の差は、5万円以上でしたけど・・・

 

そんな経験もあり、社外パーツを使うときは、慎重になります。

全てに当てはまりませんが、安かろう悪かろうということも多々あります。

それにしても、純正パーツの価格には、毎度、驚かされます。

良いものを適正価格で、皆様に提供していけるよう、来年も精進いたします。

今年もお世話になりました。

来年も変わらず、よろしくお願いいたします!

 

| BEARDS | お仕事 | 14:52 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
年末年始の休業日のお知らせ

12月27日(水)〜1月3日(水)

 

上記期間は、お休みをいただきます。

ご迷惑をおかけしますが、ご了承ください。

 

なお、パーツの受注に関しまして、海外パーツは年末年始の休みの影響で

注文いただいてから2週間以上かかります。

国内流通パーツは、25日12時締切、休み明けの出荷は6日からとなります。

 

もしもツーリング先などでトラブルに見舞われて、

バイクが動かなくなってしまった場合、加入されている任意保険の

ロードサービス、もしくはJAFにお電話を。

 

今一度、任意保険の特約でロードサービスに加入しているかをご確認ください。

 

この冬の冷え込みは、例年よりも厳しいみたいです。

箱根や道志の山道をはじめ、標高の高い道路では、

日陰で凍結している可能性があります。

そのような場所へ走りに行かないことが一番ですが、

どうしても通らなければいけないようなときは、

十二分にお気を付けください。

 

凍結防止剤がまかれた道を走行後は、早めに洗車してください。

信じられないくらい、錆びますから涙

 

年内は26日まで営業してます。

オイル交換など予定されている方は、お早めにご連絡ください。

お待ちしております!

 

| BEARDS | お仕事 | 18:17 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
ローンの金利が下がりました!

車両をご購入の際や大掛かりなカスタムなど、まとまったお金が必要になってきます。

コツコツ貯金したのに、子供の学費で持っていかれた〜とか、

家の車が壊れて、買い替えたからスッカラカン・・・など、よく耳にしてしまいます。

 

どうしてもハーレーという趣味ですと、ご家族の反対を押し切ってまでお金をかけるには、

屈強なゴリゴリのメンタルが必要かと思いますので、無理は禁物です。

 

かといって、せっかくハーレーに乗りたい・カスタムしたい!のに、

このままじゃ何年先になるのか分からない!くそじじぃになっちまうよ!

と、お嘆きの方にローンのご案内です。

 

いままで、当社で扱っていたオートローンは、中古車の場合で5.9%、カスタムで8.5%と、

かなり金利が高めでございました。

それがこのたび、だ〜いぶ下がりまして、

 

中古車で2.9%

 

カスタム・車検等で5.5%

 

となりました!

 

返済回数も、96回まで可能です。(条件あり)

 

例えば、150万円のローンを組もうとしたとき、

5.9%の金利で48回(4年)払いの場合、金利手数料が約19万円近くになります。

これが2.9%金利ですと、同じ48回払いでも金利手数料は9万ほど。

月々35000円が33000円、なんと月々の支払いで2000円も安くなるんです。

4年で10万円違ってきますから、かなり大きな違いですね。

 

こんな低金利ローンが組めるようになりました。

ぜひ、ご利用ください!

 

そんなところで、中古車をお探しの方、お気軽にお問い合わせください。

お求めのモデル・年式、ご予算などお伝えいただければ、探しますよ。

 

| BEARDS | お仕事 | 15:05 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
お勧めのバッテリー

寒くなってきました。

 

この時期になると、飛躍的に多くなるトラブルがバッテリー関係です。

 

毎年、このブログでもバッテリーについて注意喚起しておりますが、

今年もしつこくお送りいたします。

 

まず最初に大事なことは、バッテリーはハーレーにとってとても重要なパーツであることを

再認識してください。

ウィンカーやミラーなどとは全く種類の異なる重要なパーツ。バイクが正常に走るために

必須なものだということを踏まえたうえで、このブログをお読みください。

 

ハーレーのように、大排気量で2気筒の大きく重いクランクを回してエンジンをかけるには、

セルモーターが強いのはもちろん、バッテリーの良し悪しにかかっています。

 

特に、冬場はバッテリー自体も弱まりやすく、クランクケース内のオイルは最高に硬くなり、

そこにどっぷりつかっているクランクを動かすことに、大きな力が必要です。

(プライマリーやミッションオイルもハチャメチャに硬くなっておりますよw)

 

そんな状態で、弱いバッテリーでかけようとすると、セルモーターのピニオンギヤが

クランキングのバックトルクに跳ね返され、「ギャギャッ!!!」とビックリするくらい

いやな音がセルモ―ターから発せられます。

それを数度と繰り返すと、セルモーターのワンウェイクラッチが壊れ、純正バッテリー2個分の

修理代がかかってしまします。(バッテリー代は別です。涙)

 

また、弱いバッテリー、または下手なバッテリーを使用していると、レギュレーターが壊れる

確率が上がる傾向にあります。これはこれまでの経験から言えることです。

 

下の画像をご覧ください。

 

 

左のバッテリーは、安価な中国製で価格は5000円くらいでしょうか。

右は、SVRバッテリーで、ハーレーの純正と中身はほぼ同等のもの。価格は2万円近くです。

当社がお勧めしているバッテリーは、このSVRバッテリー。

純正の価格が2万5千円に対して、2割ほど安く、性能は同等。ただし、外観の色がグレーなので、

バッテリーむき出しのモデルには工夫が必要です。

 

さて、問題はこの安価なバッテリーですが、今まで様々なトラブルを引き起こしてます。

代表的なのは、1年以内に死亡。急に弱くなる。端子が溶ける。出先で止まる・・・・・

もうお分かりかと思いますが、品質の問題です。

 

ハーレーのバッテリーに求められるのは、強さ、振動対策、熱、寒冷地での安定感です。

安価なものは、熱や振動で内部が壊れたり、寒冷地では役に立たなかったりするものです。

最重要パーツなのに、頼りないものを使うことのリスクは、価格の差で補えるものではないと思います。

ツーリングや予定は台無し、余分なものまで壊れて、お財布にも痛い。

ちゃんとしたものを選びましょう!

 

ちなみに、ちゃんとしたバッテリーを使っていても、交換サイクルは2〜3年です。

キャブ車などはもう少し長く使える傾向がありますが、インジェクションモデルは消耗が早いです。

車検毎に換えるくらいの心構えが必要です。

バッテリーチャージャーを使用していても、交換サイクルは伸びない!と思ってくださいね。

 

寒いけど、走りましょう!では!

| BEARDS | お仕事 | 10:46 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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